今こそ手元に迎えたい「最新ラグジュアリーウォッチ」図鑑|軽やかに進化する定番から、魅惑のコンプリケーションモデルまで…2026年に発表された新作時計を網羅
端正なサイズ、鮮やかな色、装いに響く造形、そして確かな機構。今年の新作ウォッチには、各メゾンが磨き続けてきた技術と美意識が、より自由で豊かな選択肢として、軽やかに表れています。今の気分とこれからの日常を共に重ねる、最愛の一本との出合いを!
H.MOSER & CIE.(H. モーザー)『エンデバー・パーペチュアルカレンダー コンセプト タンタル』
青みを帯びたダークグレーの面に、サンバーストの細い光が繊細に輝く。ロゴやインデックスを置かない潔い空間では、ビッグデイトやパワーリザーブも要素を絞って端正に配置される。6時位置のスモールセコンドがかすかな動きを添え、無機質な金属の表情に知的な緊張感を生む。複雑機構をここまで簡潔に見せる思想も明快に伝わる。
直感的かつ簡潔な解釈が生む複雑機構の独創的な表現方法
希少で加工困難な金属、タンタル。青みを帯びた硬質なダークグレーを、ケースとダイヤルに生かしたのが、「H・モーザー」の『エンデバー・パーペチュアルカレンダー コンセプト タンタル』です。
無垢のタンタルを削り出したダイヤルには、金属に直接サンバースト仕上げを施し、ラッカーも表面処理も加えない。ロゴ、インデックス、グラデーションを排したミニマルな造形のなかで、瞬時に切り替わるビッグデイト、9時位置のパワーリザーブ表示、月を示す小さなセンター針だけが、必要な情報を伝えます。
内部には手巻きムーブメント「キャリバーHMC 800」を搭載。約7日間のパワーリザーブを備え、カレンダー調整はリュウズひとつで完結します。加工困難なタンタルをケースとダイヤルに用いる極めて高度な技術力と、複雑機構を直感的に扱える設計思想。その両方が、削ぎ落とされた佇まいに息づいているのです。
※掲載商品の価格は、税込みです。
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- 安部 毅、安村 徹(Precious)

















