自分らしさを大切にしながら洗練の先を目指すなら? 答えは、出番の多いアイテム=「黒パンツ」の見直しにあり!

雑誌「Precious」9月号では【大人が求める「黒パンツ」徹底研究】と題し、渾身のリサーチでピックアップした、大人のための「黒パンツ」を細部にもわたる詳解と共に一挙公開しました。

今回はその中から、スタイリストの望月律子さん、ファッション・エディターの岡本治子さん、「Precious」エディトリアルディレクターの喜多容子による討論をご紹介。

幅広いオケージョンの仕事シーンで、最もニーズを集めるエッセンシャルな「黒パンツ」。プレシャスキャリアがおさえるべきポイントを、リアルトークで解き明かします。

〈座談会メンバー〉

・望月律子さん(スタイリスト)…大人のリアリティを追求したスタイリングが大好評!
・岡本治子さん(ファッション・エディター)…スカート好きだからこその客観的な視点が光る
・喜多容子(「Precious」・エディトリアルディレクター)…創刊からのスタッフ。本誌の「黒パンツ企画」も多数担当。


本格的な秋冬シーズンを前に緊急討論!今、プレシャスキャリアは、「黒パンツ」に何を求めている!?

サンローランの黒パンツを着用したカット
パンツ¥239,800・ブラウス¥446,600・ベルト¥86,900/参考価格・靴¥209,000(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)

「大人には、若い世代とは一線を画す素敵なトップスとワンツー勝負ができる『黒パンツ』が絶対に必要です」

Precious編集部(以下、P):ビジネスの延長線上にある華やかな席では、相変わらず「黒パンツ」率の高さがうかがえます。埋もれず信頼を集めるにはどうすれば?

喜多(以下、K):ひと口に「黒パンツ」と言っても、プレシャスキャリアともなれば、なんでもいい訳じゃない。流行よりも、きちんと見えることを最優先に考えたいですね。

岡本(以下、O):センスのいい大人の女性って自分に似合うものを知っているから、シンプルな装いでも佇まいに奥行きが感じられます。だからこそプレシャスキャリアには、素敵なトップスとワンツー勝負ができる「黒パンツ」が絶対に必要なのだと思うのです。

望月(以下、M):納得です! 大人が選ぶ「黒パンツ」は、なにより質のよさが大切。便利アイテムになり下がってはだめ。ここ数年カジュアル傾向が続いていたファッションシーンも、今季はぐっとエレガンスが増しています。ハイブランドの新作を見ても、エッセンシャルな「黒パンツ」が豊作でした。

「黒パンツ」を極めてこそ大人のおしゃれは磨かれる!

「未来を託せる最愛品を選ぶと思えば、自分を底上げしてくれる一張羅の『黒パンツ』に投資する価値はあり!」

K:私がここぞという場面で頼りにしているのが、5年ほど前に購入した落ち感のあるシルクの「黒パンツ」。少々高額でしたが、装い全体に程よい緊張感が生まれ、背中を押される気分。ブラウスやヒール靴との相性もよく、現役で活躍中です。

O:それはいい買い物でしたね! 今回登場した以外にも何本ものパンツを試着してみましたが、結果、見た目だけではわからない腰周りの収まりのよさや、素材の落ち感のしなやかさを実感。この先長く愛用することを考えたら、極上の一本に投資する価値はあると思いました。

M:そんな一張羅の「黒パンツ」を購入する際は、日々の仕事でどのような装いが多いかを必ずおさえてほしい。靴がヒールかフラットかでもバランスは変わりますから。ふだんに近いトップスや靴と一緒に試着させていただくことも、お忘れなく!

K:確かに、多忙な女性ほど疎かになりがちかもしれません。そのひと手間はかけるべきですね。

クロエのパンツを主役にしたコーディネート
パンツ¥182,600・ブラウス¥237,600・ベルト¥124,300・靴¥171,600/参考価格(クロエ)
●主役の黒パンツは…¥182,600(クロエ)素材:ロウワーインパクトウール、シルエット:フレア、特徴:1970年代に誕生したフレアシルエットを、モダナイズしたデザイン。
極上の艶を放つハイウエストタイプの一本は、ブラウスや華奢ヒール、ジュエルライクなベルトといったクラス感溢れる装いと好相性。センターに一直線に入ったプリーツが、縦ラインを印象づける。

ディテールの見極めも最適な一本に出合う近道

「パンツに定評のあるブランドは、ずっと長くはいてほしいという考えが心地よさや美しさに明確に表れています」

M:特集の後半では、よりデイリーな「黒パンツ」を求めて、プレシャスキャリアの御用達ブランドから本格的なパンツ専業サルトまで、くまなく見て回りました。改めて見比べてみると、それぞれの特徴が素材や仕立て、ディテールにしっかり表れているのがわかります。

O:私はウエストに対してヒップが大きいから、パンツの場合はワイドシルエット一択と決めています。スカートのように、ジャストウエストではけるほうが安心。それに無理してきつめを選ぶより、ゆとりのあるサイズ感をお直しで調整したほうが、かっこよくキマることも。

P:そんなリアルな声から生まれたのが、フェミニン派の進化系パンツですね。「黒パンツ」スタイルが醸し出すかっこよさよりも、印象が柔らかく見える「黒パンツ」へのアプローチは新鮮です。

K:あと「黒パンツ」は、出張先でのニーズも高い! ウエストゴムが後部のみに配されたものや、センタープレスが入ったイージーパンツは見た目もスマート。ディテールひとつで印象が変わるなら、これまで以上にこだわりたくなりました。

P:それぞれの特徴をしっかり見極めることができれば、自分を格上げしてくれる「黒パンツ」がきっと見つかりますね。このタイミングで、さっそく更新していきましょう。

●「黒パンツ」特集は本誌の人気企画のひとつ

雑誌「Precious」の過去誌面
左/Precious 2022年9月号、右/Precious 2024年6月号

最強のベーシックアイテムでありながら、時代の流れと共に少しずつ更新されている「黒パンツ」。Preciousでは、読者のニーズに合わせ、詳細な切り口でお届けしてきました。

●最新スナップで見る大人「黒パンツ」の正解

黒パンツを着用したスナップ3種
(C)Getty Images

端境期のお仕事スタイルの参考に、ファッションプロの装いをチェック! 「黒パンツ」の特性を見極め、それぞれジャケットやブラウス、ニットと調和させたバランス力はお見事。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

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PHOTO :
黒沼 諭(aosora/人物)、池田 敦・宇佐美政郁(CASK/静物)
STYLIST :
望月律子(KIND)
HAIR MAKE :
ヘア/西村浩一(VOW-VOW)、メイク/島田真理子(UM)
MODEL :
RINA
EDIT&WRITING :
岡本治子、兼信実加子、喜多容子(Precious)