創業100年を超え、今もなお国内外のゲストから高く評価され続けている「東京會舘 本舘」。現在、舘内各レストランでは、秋の食材を使った商品が多数登場しています。
今回注目したのは、1F「ロッシニテラス」で提供される秋食材を使ったスイーツ2品。栗の名産地・茨城県笠間市で今年収穫されたばかりの新栗と、宇治抹茶を組み合わせた、アフタヌーンティーセットとパフェが登場しています。
今回はPrecious.jpライターが実際にスイーツを体験。実食レポートを交えながら内容をご紹介します。
「東京會舘 本舘」の秋スイーツを体験
今回体験したのは、2026年11月30日(月)まで提供中の「笠間の新栗と宇治抹茶のアフタヌーンティーセット」と、1日8食限定の「笠間の新栗と宇治抹茶の贅沢秋色パフェ」。どちらも体験する場合は予約が必要です。
東京會舘 本舘の秋スイーツは「日本庭園」がテーマ。アフタヌーンティーセットでは、プレート全体を日本庭園に見立て、苔や芝庭、お月見などをテーマにしたスイーツを並べています。
アフタヌーンティーと合わせていただけるティーセレクションでは、季節限定商品として、アフタヌーンティーに合わせた「ダージリン2026 ファーストフラッシュ」が登場。栗を中心とした甘めのスイーツが並ぶアフタヌーンティーだからこそ、すっきりとした飲み口の紅茶がよく合います。
そのほか、東京會舘オリジナルブレンドコーヒーや、こだわりの紅茶、ノンカフェインのティーなども選べました。さらに、オプションでグラスシャンパーニュ付きのプランもあるため、ぜひこちらも楽しんでみてください。
「笠間の新栗と宇治抹茶のアフタヌーンティーセット」は全11品
「笠間の新栗と宇治抹茶のアフタヌーンティーセット」は、スイーツ、セイボリー、スコーンなどを合わせて全11品で構成されています。
お皿の中央に位置するのは「笠間の栗と宇治抹茶モンブラン」。黒ごまのジョコンドに、チーズクリーム、ラズベリージュレ、宇治抹茶のブランマンジェを重ね、笠間の新栗と宇治抹茶を合わせたクリームでデコレーション。大納言と金箔が美しく飾られています。
今回スイーツの多くに栗と抹茶だけでなく、ごまが使われているものが多かったのですが、これが驚くほど素材とマッチ。栗のやさしい甘みと、深みのある抹茶の味わいに、豊かなコクを加えていました。
こちらも笠間の新栗に白ごまを合わせたスイーツ。中央には柚子のジャムが入っており、爽やかな酸味も楽しめます。ムースの上の小さなブールドネージュは秋の月景色を、大納言は庭石を、周りの緑のスポンジは苔や芝庭の緑を表現しているそうです。
秋のお月見を彷彿とさせるスイーツがこちら。れんげの上には、白玉と黒ごまで作った白玉、あんこ、塩きな粉のクランブルが添えてあります。ほうじ茶のソースがかかっており、全体的に味わいはすっきり。上に飾られているのはシソ科の花穂。一緒に食べると、シソの風味が加わってちょっとした変化も楽しめます。
ふんわり焼き上げた宇治抹茶ロールの中心には、黒蜜風味のお餅を忍ばせて。スポンジで芝庭を表現したひと品です。抹茶を使った生クリームはとっても濃厚。黒蜜ともよく合います。上に添えてあるのはマロングラッセで、栗と抹茶のアフタヌーンティーならではの装飾も素敵です。
食感の変化を楽しめるのがこちらのミルフィーユ。笠間の栗と宇治抹茶のクリームを挟んだミルフィーユ生地はとってもサクサク。和風のスイーツが多い中で、ミルフィーユ生地のバターの味わいが洋風の印象をもたらします。日本庭園のつくりで大切にされている「奥行き」を表現したのもこちらのスイーツの特徴のひとつなのだとか。
旬を迎える柿に、東南アジアを中心に親しまれている柑橘類であるカラマンシーを合わせたグラスジュレです。ライムを思わせる爽やかな酸味が、柿の上品な甘みを引き立てます。添えられているのは蓮のような見た目のナスタチウムという葉。わさびのようなピリッとした辛味がアクセントに。お砂糖で作られた水の雫もかわいらしいひと品。
こちらもナスタチウムを添えたタルト。ブラックココアのタルトに濃厚な宇治抹茶のガナッシュを流しています。タルトもガナッシュもしっかりとしたほろ苦さが特徴。そのため、味わいに軽さをプラスするために、ホワイトラムを隠し味として使っているそう。しっかりと宇治抹茶の苦みや深みを感じられる大人味です。
ここからはセイボリー。スイーツと見紛うようなかわいさの一品は、まろやかなフロマージュブランにキウイフルーツのコンフィチュールを合わせたもの。アフタヌーンティー全体に爽やかなアクセントを添えます。
こちらはなめらかなじゃがいものブルテ(スープ)。コクのあるフォアグラを忍ばせたひと品で、引き締め役としてピリッと辛い粒こしょうを添えています。塩味が強めでしっかりとした味わいのため、アフタヌーンティーの合間に挟むと、ちょうどいいバランスでいただけます。
温かいメニューとして、こだわりの自家製ハムが主役の、あたたかな本格クロックムッシュが登場。ハムのしっかりとした塩味が、濃厚なベシャメルソースとたっぷり挟んだチーズの甘みを引き締める、計算されたおいしさ。温かいうちにいただくのがおすすめです。
添えられたスコーンはプレーンと宇治抹茶ホワイトチョコチップの2種類。宇治抹茶のほうは、しっかりとした抹茶のお味に、やさしいホワイトチョコチップの甘みがマッチ。杏のジャムとクロテッドクリームをつけてお楽しみくださいね。
和素材を組み合わせた「笠間の新栗と宇治抹茶の贅沢秋色パフェ」
「笠間の新栗と宇治抹茶の贅沢秋色パフェ」のほうもいただきました。日本庭園をイメージしたという豪華なパフェ。抹茶やシャインマスカット、ナスタチウムなどの緑色を、庭園の植物に見立てて飾り付けています。添えられた三日月型のパイも印象的です。
和の素材が幾重にも重ねられた「笠間の新栗と宇治抹茶の贅沢秋色パフェ」。パフェの構成は、下からカラマンシーのジュレ、フレッシュな柿、つぶあん、クリームチーズムース、宇治抹茶のシュクレ、笠間の新栗を使ったそぼろ、宇治抹茶のクリームとなっており、さらに、宇治抹茶のガナッシュやスポンジ、アイスクリーム、白玉や黒ごまで作った白玉、あんこ、柚子餅、シソ科の花穂を飾っています。
まずはどこから手を付けようか、悩んでしまうような豪華なパフェ。スプーンを進めるたびに、モチモチ、サクサクといった楽しい食感の変化を楽しめます。宇治抹茶ひとつでも多彩な味わいが楽しめるのもうれしいポイント。抹茶好きにもたまりません。また、柚子やシソの気品ある風味も軽やかなアクセントを添えています。
さらに、別添えの濃厚な「抹茶ソース」をかければ、より深い渋みとコクが加わる味変も可。抹茶の濃厚なコクを堪能したあとには、最後に現れるカラマンシーの爽やかな酸味がお口をさっぱりと締めくくってくれました。
多彩な味わいを楽しめるアフタヌーンティーから、最後のひと口までドラマチックに変化するパフェまで、優雅な空間で秋のスイーツを心ゆくまで堪能。旬の味覚と宇治抹茶のおいしさに満たされる、至福のひとときとなりました。
ぜひみなさんも東京會舘 本舘で、秋の味覚を楽しんでみませんか?
問い合わせ先
- 東京會舘 本舘「ロッシニテラス」
- 「笠間の新栗と宇治抹茶のアフタヌーンティーセット 」「笠間の新栗と宇治抹茶の贅沢秋色パフェ」
- 提供期間/2026年11月30日(月)まで
- 提供時間/アフタヌーンティー 14:30~16:30、パフェ 14:30~
- TEL:050-3134-4890
- 住所/東京都千代田区丸の内3-2-1
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- TEXT :
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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- EDIT :
- 小林麻美

















