イタリア・フィレンツェにてビスポーク靴店「il micio(イル・ミーチョ)」を営む深谷秀隆氏。海外で活躍する日本人靴職人の先駆けとして知られ、現在ではイル・ミーチョ名義で革小物なども手がける一方、靴や革を題材とした作品を制作するアーティストとしても活動している。そんな深谷氏がトゥモローランドにて展開しているのが、レディメイドシューズ「ヒデタカ フカヤ ペル トゥモローランド(Hidetaka Fukaya per TOMORROWLAND)」である。深谷氏のビスポーク靴にも通じる、スマートなスクエアトウを採用したイタリア・メイドの靴は、クラシックかつグラマラスなスタイルで、靴好きたちの間で人気を博している。
独創性と職人性が融合した、超絶靴
そんな「ヒデタカ フカヤ ペル トゥモローランド」から、トゥモローランド40周年を記念した限定モデルがリリースされる。
トゥモローランド40周年記念モデルがリリース
7月末からの先行販売に先立って届いた靴の画像からは、フルブローグのスタイルをベースとしながら、デザインが左右で異なり、さらにウィングキャップのラインやシューレース部分などが通常の形状から大きく湾曲していることがわかる。
深谷氏が手がけるアートの中には、靴がまるで溶解・液化したような作品があるが、それらにも通じる美意識が、この限定モデルからは感じられる。果たして足入れした時の感覚はどんなものか、履いて鏡に映った姿はどのように感じられるのか、靴好きならずとも気になるところだ。
7月28日(土)〜8月5日(日)、トゥモローランド丸の内店にて先行販売の予定。また、7月28日と29日の両日には、深谷氏が来店して「il micio」のビスポークオーダー会も開催される。
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- 菅原幸裕 編集者