カジュアルにも上品にも着こなせるロングシャツワンピースをご紹介。夏におすすめのロングシャツワンピースをピックアップしました。

【目次】

夏のロングシャツワンピースの着こなし


【1】マイケル・コースの黒ドットのロングシャツワンピース

【1】マイケル・コースの黒ドットのロングシャツワンピース
ワンピース・ベルト(マイケル・コース ジャパン〈マイケル・コース コレクション〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2017年

今シーズン注目のレトロな気分が投影されたマイケル・コースのロングシャツワンピース。気品が漂う小さな水玉プリントで、モノトーンの威圧感を封印しながらも、襟やカフスなど部分的にあしらわれた黒が、クールな引き締め効果を発揮します。加えてふんわりとしたシルク特有のとろみが、ひざ丈プリーツに流れるような優しい表情を与えています。清楚なワンピースの雰囲気に、程よいモード感で刺激を与える、バイカラーの太ベルトがポイントです。

【2】ルイ・ヴィトンのベージュのロングシャツワンピース

【2】ルイ・ヴィトンのベージュのロングシャツワンピース
ワンピース(ルイ・ヴィトン)、バングル・バッグ(ルイ・ヴィトン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

優しいベージュの清潔感漂うロングシャツワンピースは、肩~胸元にかけての繊細なカットワークがポイント。ハリのあるコットン素材で、肌触りも抜群です。

【3】マックスマーラのブラウンのロングシャツワンピース

【3】ブラウンのロングシャツワンピース
ワンピース・ベルト・サングラス・バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

大地の色を思わせる赤味の強いブラウンは、生き生きとした躍動感を印象づけてくれるパワフルな色。張りのあるコットンのロングシャツワンピースで取り入れることで、アクティブさももたらして。今季の特徴であるレースアップが袖口にあしらわれ、ハイセンスなアクセントになってくれます。

【4】マックスマーラの黒のロングシャツワンピース×サンダル

【4】黒のロングシャツワンピース×サンダル
ワンピース(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ベルト(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈カミンスキーXY〉)、ブレスレット・チャーム(エルメスジャポン)、トラベルケース(グローブ・トロッター 銀座)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

アシンメトリーな印象の黒のロングシャツワンピースのコーデ。レザーで効かせたタンカラーが黒にメリハリをつけてくれます。

【5】マックスマーラの濃いグリーンのロングシャツワンピース

【5】濃いグリーンのロングシャツワンピース
ワンピース・ベルト・バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

今シーズンのキーカラーは、カーキをさらに渋くグレイッシュにした色味、セージグリーン。パリッとしたシャツとジャージー素材のスカートを組み合わせたロングシャツ風のワンピースは、きちんと感があるのにキレよくしなやか。パイソンレザーのベルトでウエストマークすれば、美シルエットがさらに際立ちます。

シンプルな白シャツのロングワンピースコーデ


【1】ジル・サンダーの白シャツロングワンピース×ネックレス

【1】白シャツロングワンピース×ネックレス
ワンピース・ネックレス・靴(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) 撮影/伊藤彰紀(aosora) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

光に透けるコットンオーガンジーのロングシャツワンピースをまとい、爽やかな潮風を全身で感じたいもの。ワンピースはシンプルでありながら、小さな襟や長めのカフスに旬が詰まった心にくいデザイン。そして、ボリュームのあるたっぷりとした裾が、なんともドラマティックです! 胸元や足首で光るゴールドがピュアな白を引き立てて。

【2】ザ ロウの白シャツロングワンピース×時計

【2】白シャツロングワンピース×時計
時計/パンテール ドゥ カルティエ MM(カルティエ)、ワンピース(コロネット〈ザ ロウ〉)、クリアバングル・リング(SIRI SIRI) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

フレッシュな空気をまとう白のロングシャツワンピースとイエローゴールドとステンレススチールの、コントラスト鮮やかなコンビネーション。重ねるジュエリーの色を選ばず、軽やかな印象が、まさに今の気分…と、早くもファッションプロの熱い視線を集めています。

ネイビーのロングシャツワンピース


【1】トマソ ステファネリのネイビーのロングシャツワンピース

【1】ネイビーのロングシャツワンピース
イヤリング『スライスド』・リング『シェル』(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、ワンピース(アクアモーレ〈トマソ ステファネリ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

下に向かうほど、粒の大きさが小さくなっていくパールのピアスは、歩くたびにしなやかに揺れて。首筋に沿って軽やかに縦のラインを強調するピアスの効果で、デコルテをすっきり華やかに演出しましょう。リングもパールの大きさがグラデーションになっていて、ひとつでもリッチな印象に。カジュアルになりがちな夏の装いにモード感のあるデザインで、ロングシャツワンピースの着こなしの鮮度をアップ!

【2】Nobuko Nishidaのネイビーのロングシャツワンピース×ブルーワンピース

【2】ネイビーのロングシャツワンピース×ブルーワンピース
オールシーズン対応のウールのシャツワンピース・リネンのノースリーブワンピース・バッグ(Nobuko Nishida)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

「ネイビー」の濃淡を重ねて、さらにバッグでグリーンがかった色味を差す。絶妙なグラデーションを奏でる着こなしが、「ネイビー」に奥行きを与えてくれます。ロングシャツワンピースとワンピースとを異素材で丁寧に重ねることも、ロング丈のネイビーを軽やかに見せる秘訣です。

【3】ランバンのネイビーのロングシャツワンピース

【3】ネイビーのロングシャツワンピース
ワンピース・バッグ(ランバン ジャパン)、リング(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

グレーがかったネイビーが一段と気品ある装いへと導いてくれるノーカラータイプのロングシャツワンピース。細身のシルエットながら体のラインは拾わず、袖に施された多数のタックやウエストのリボンのあしらいが、シルク生地が生み出す美しいドレープをより強調してくれます。シンプルを追求したシックな装いには、辛口なパイソン柄のクラッチバッグを合わせてほんのりエッジを効かせましょう。まじめなネイビーで終わらせない、おしゃれ賢者の心意気が光ります。

ストライプのロングシャツワンピース


【1】ミラ・ショーンのイエロー&白ストライプのロングシャツワンピース×パンプス

【1】白黄色ストライプのロングシャツワンピース×パンプス
ワンピース(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

王道のマリンのイメージとはまた違う、色鮮やかなストライプも今季の注目株です。みずみずしいイエロー&白のストライプが、縦に、斜めに配されて、躍動的で華やかな印象に。シルクベースの艶やかでハリのある素材もロングシャツワンピースのシンプルなシルエットを引き立てて、ドラマティックな美しさを醸し出します。

【2】セリーヌの白黒ストライプのロングシャツワンピース

【2】白黒ストライプのロングシャツワンピース
コットンワンピース(セリーヌ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ブラックに潔い白のストライプが効いた、ハリのある厚手のロングシャツワンピース。オーバーサイズのワンピースは、リラックスした気分でさっとまとうだけで、ラグジュアリーな雰囲気に。シンプルで知的、さらに洗練されていながら大人の女らしさが香る…そんな理想のおしゃれを、ストライプで実現しましょう。コットン素材なのでクーラーのきいた室内などで夏でも活躍します。

【3】トリー バーチのグリーンストライプのロングシャツワンピース

【3】グリーンストライプのロングシャツワンピース
ワンピース(トリー バーチ ジャパン)、バングル・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

グリーンストライプの効いたロングシャツワンピースは、ウエストのベルトがきちんと感を生むポイントです。

この記事の執筆者
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