モードの観点からいえば、この春夏のイットカラーは、ブルーやグリーン。澄んだ水のようなライトブルーや、水生植物を思わせるグリーンが、アイメークの注目カラーです。でも大人の目元には、引き締め効果や品のよさも不可欠。
そこで重宝するのが“ディオール”のこのライナー。ちょっとくすんだようなカーキが悪目立ちせず、でも主張のある目元に仕上げてくれるのです。まぶたの際に細いラインを引くのが王道の使い方ですが、この夏は思いきって、上まぶたに広めにラインを施すのがオススメ。斜めにカットされた先端を使えば、幅広ラインだって簡単。まるでリキッドやジェルのようになめらかなテクスチャーで、フィット感にも優れているから、面白いようにラインが決まる! 下まぶたへの色移りやにじみもなく、一日中濃密発色をキープ。かすかにゴールドを含んだカーキが過不足なく、あか抜けた大人のまなざしを演出してくれる逸品ライナーです。
■太くも細くも描きやすい“なぎなた形”の芯が特徴。日本人の黄み肌に自然になじむカーキ色だが、微細なラメをたっぷりと含み、ラインを引くと艶と輝きが前面に。陰影を生むだけでなく華やぎもプラスできる。
問い合わせ先
- パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン TEL:03-3239-0618
- TEXT :
- 栗原 緑さん ビューティエディター
- BY :
- 『Precious6月号』小学館、2016年
- クレジット :
- 撮影/戸田嘉昭(パイルドライバー) 文 /栗原 緑