よくある「眉の困った」を解決する便利アイテム&使い方4選

夏は眉メイクをキープしにくく、貧弱な加齢眉にとっては困ってしまうことが多々あり。そんな悩みに応えるべく、眉コスメはどんどん進化しています。眉を増毛する美容液、落ちない眉に仕上げるアイテム、まろ眉を解決するリキッドペンなど、これらの優秀アイテムがあれば、あなたの悩みごと、今すぐ解決できます。

■悩み1:とにかく地眉が薄い…。フサフサ眉に育てたい

眉専用美容液を毎日塗布して地道に眉毛の増毛を!

夏の太眉は毛並みがなによりも大事。毛が長いからカットする、なんてもってのほかだし、とにかく地眉を育て続けましょう。また眉の上側の産毛を抜いてしまう人もいるけれど、フサフサの毛並みをつくるのに絶対に必要だから抜かないこと。最近は、毛を長く濃く育てる成分入りの眉毛専用美容液が登場しているので、特に眉毛の1本1本が細い、全体的に薄い、という人はスキンケアの一環に取り入れてみてください。

眉毛をより太く長く!ボリューム眉毛に育てる

よくある眉の困ったを解決する便利アイテム
左/リバイタブロウ アドバンスジャパン ¥12,000(エム・アール・アイ)、右/フルラッシュ セラム ¥4,750(資生堂インターナショナル) [Precious2018年8月号164ページ]  

[写真左]1日1回の使用で、約3週間で効果が期待できると評判。ハリ、コシ、艶を与えてふっさりとした眉毛に導きます。
[写真右]独自のケア成分で健やかな毛を育ててくれる。眉毛の地肌につけるように、朝晩の2回塗布を。まつげにも使えます。

  • Point資生堂は眉毛の地肌につけるタイプで、リバイタブロウは眉毛だけにつけるタイプ。商品によって使い方が違うので、チェックを。

■悩み2:いつの間にか描いた眉尻が消えています

眉メイクが落ちにくくなるコート剤を上から重ねて

時間をかけてキレイに眉を描いたのに、午後には眉尻が消えている…。湿気の多い季節は、汗や皮脂も加わっていつの間にか残念な眉に。だからといってあらかじめべったりと色をのせるのは滑稽顔になるから危険です。とはいえキャリア女性は頻繁にメイク直しをしている余裕なんてないのが現状…。それならば、色もちを高めるコート剤を重ねておくのが賢い選択です。汗や皮脂にも揺るがないし、うっかりこすっても落ちません。

まるで透明フィルムのようにひと塗りで美眉を定着

左/アイブローコートエンプレス カートリッジ¥1,800・ホルダー¥2,000(ディシラ)、右/アイブロウコート ¥2,500(ケサランパサラン) [Precious2018年8月号164ページ]  

[写真左]ほのかに影色がつくタイプで、テカリもなく描いた眉毛になじみます。保湿成分ヒアルロン酸入りで、スキンケア効果もあり。
[写真右]耐水性、耐久に優れたマットな質感の透明フォルムを形成。テカらないので自然にコーティングしてくれる、ウォータープルーフタイプ。

  • Pointどちらも細かなところにも塗りやすい、弾力のある極細筆を採用。繊細な眉尻ラインにも塗りやすい。

■悩み3:スポーツでたっぷりと汗をかくと眉が全部流れて怖い顔に…!

まるでタトゥーのように染め上げるリキッドタイプの活用を

マリンスポーツやアウトドアスポーツのとき、最も恐れるメイク問題といえば、眉がなくなること! 特に最近のアイブロウペンシルは薄づきだから、大量の汗や水では、跡形もなく消えることも…。そんなときは、まるで眉タトゥーのようなキープ力のリキッドタイプで仕上げてみて。ただし形状からしてベッタリとつきがちなので注意を。少量をブラシにとり、ポンポンと置くように塗布するとキレイに仕上がります。

ウォータープルーフ処方で夜まで落ちない美眉に

上/アクアブロウキット 20 ¥5,700(メイクアップフォーエバー)、下/ショウ オールデイ ブロウインク 002 ¥3,200(パルファン・クリスチャン・ディオール ディオール) [Precious2018年8月号165ページ]  

[写真上]汗や水だけでなく、熱にも強い処方。付属のスクリューブラシにとり、とかし上げればアイブロウマスカラとしても使用可能です。
[写真下]しっかりと色づくピグメントで眉毛の隙間を染め上げる。斜めにカットされたチップが塗りやすい。36時間落ちないというデータもあります。

■悩み4:眉頭しか毛がないまろ眉ですが、フサフサ眉に仕上げるのは無理?

リキッドペンで毛を1本1本描き足すと自然なフサフサ眉がつくれます

若いころに毛を抜きすぎて、もはや眉頭しか毛がないからボリュームある眉になんてならない…と諦めていませんか? そういう人はリキッドペンを使ってみましょう。アイブロウペンシルで、前ページで紹介したように眉の形を描く。それから毛がない中央から眉尻にかけて毛を1本1本リキッドペンで描いてみて。密に描かなくても、イラストのようになんとなく毛が生えている…くらいのアバウトさでも、意外と自然なフサ感に見えます。

肌にも眉毛にもなじむオリーブブラウン色を選択

左/アイブロウ リクイッド GR45 ¥3,000(エレガンス)、右/フレーミング アイブロウリキッド ペン 01 ¥3,000(SUQQU) [Precious2018年8月号165ページ]  

[写真左]ベタづきせず、淡めの発色のオリーブブラウン。コシのある極細ペンで、繊細な毛が描けます。
[写真右]深みのあるオリーブブラウンでほのかに艶があり、リアルな毛を再現。汗や皮脂に強い処方です。

  • Step1特にまろ眉さんは太く描くと「描きました」という不自然眉になるのを恐れ、細眉に仕上げがちなのが残念。
  • Step2まずは前ページで紹介した手順で正解の太眉をアイブロウペンシルで描く。眉頭の毛も立ち上げておきましょう。
  • Step3リキッドペンを使ってイラストのように毛並みを描く。中央のたまりの部分はクロスの形になるように描き足す。

※掲載した商品の価格はすべて税抜です。

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PHOTO :
戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)、鈴木 宏(人物)