大人女性のシャツ着こなしまとめ。定番の白シャツや、黒、ベージュ、カーキなどの秋らしいYシャツまで、今回はおしゃれなシャツの着こなし方をご紹介。パンツやスカートなどのボトムス、ジャケットやコートなどのアウターとどう合わせるか・・・ぜひ秋のおしゃれの参考にしてみてください。

【目次】

レディース秋のシャツ着こなしコーデ


【1】ライトブルーシャツ×ライトベージュハイウエストスカート

【1】ライトブルーシャツ×ライトベージュハイウエストスカート
シャツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、ピアス・バングル・リング(TASAKI〈TASAKI〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

シャツは、バンドカラーのすっきり感をさらに高める比翼仕立てのストレートシルエット。カフリンクスをあしらい、折り返した袖口が知的な手元を演出。シンプルなたたずまいに、自然な光沢をたたえたオックスフォード生地の上質な素材感が引き立ちます。明度をそろえたライトベージュのハイウエストスカートを合わせた着こなしは、上品なフレッシュ感が魅力です。

【2】白シャツ×グレーテーパードパンツ

【2】白シャツ×グレーテーパードパンツ
パンツ『ルーズ シガレットパンツ』・ネックレス・シャツ・ネックレス・ベルト・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/川田有二 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

パンツは股上が深いルーズフィットなテーパードタイプ。こなれ感のあるボトムには、ホワイトシャツのきちんと感が欠かせません。

【3】白シャツ×グレージャケット×グレーパンツ×シルクスカーフ

【3】白シャツ×グレージャケット×グレーパンツ×シルクスカーフ
シルクスカーフ(wb)、ジャケット・パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、シャツ(ブラミンク)、ピアス(ケイテン)、眼鏡(オリバーピープルズ 東京ギャラリー) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

シャツの襟元が寂しいときは、ロングスカーフの出番! 首元に大判スカーフでボリュームをもたせると、もっさり見えますが、ロングスカーフなら布地の分量も抑えられて、フェースラインもすっきりします。

【4】白シャツ×トレンチコート×黒パンツ

【4】白シャツ×トレンチコート×黒パンツ
ヴァレンティノのコート・シャツ・パンツ・ヴァレンティノ ガラヴァーニのサングラス・バッグ(ヴァレンティノジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

オーソドックスなシルエットのトレンチは、前立てと裾に配されたピラミッド形スタッズがポイントに。まるで映画の主演女優のように毅然とした女性のオーラが漂い、白シャツ&黒パンツに合わせたベーシックな着こなしもクールに着映えます。

【5】白花柄シャツ×黒パンツ

【5】白花柄シャツ×黒パンツ
シャツ・パンツ・ピアス・バングル(イヴ・サンローラン〈サンローランバイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ムッシュ サンローランが愛したモロッコをイメージソースに、ベルベル人が用いる花柄をイカットプリントで表現したシャツ。深みのある柄行きにシックな美しさが宿る。体のラインをふんわりと包み込むような少しゆったりとしたシルエットのコットン生地なので、暑さの残る日も涼やかに着られます。トライバルなムードの大ぶりのシルバージュエリーで小粋にまとめましょう。

【6】白シャツ×ノーカラーコート×デニムパンツ

【6】白シャツ×ノーカラーコート×デニムパンツ
デニム(リー・ジャパン〈リー〉)、コート(ADORE)、シャツ(三喜商事〈バンフォード〉)、イヤリング・ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

デニム界の名門ブランドがつくるトレンドデニムなら、大人世代も安心感のあるはき心地。白のバンドカラーシャツと、グレージュのノーカラーコートで、すっきりと上品にまとめた着こなしです。

【7】白シルクシャツ×黒スカート

【7】白シルクシャツ×黒スカート
シャツ(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフ ローレン〉)、スカート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ベルト(アマン〈アンボワーズ〉)、ピアス(ベルシオラ)、テーブル(hhstyle 青山ショールーム) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ジャカード織りで端正なストライプ模様を浮かび上がらせたシルクシャツは、くるみボタンをあしらった肩章やロングカフが、クラシカルなミリタリーテイストを表現。程よくストイックな雰囲気のなかにノーブルな女らしさが漂います。メタルバックルの幅広ベルトでウエストをマークしてモードに攻めましょう。

【8】白シャツ×黒パンツ

【8】白シャツ×黒パンツ
シャツ・パンツ・ピアス・靴・バッグ『クラスプ ミディアム』(セリーヌ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

モノトーンでまとめたシャツ&パンツスタイルに、鮮やかなブルー= 「ラズリ」のバッグをプラス。大胆な配色を品よく楽しめるのは、ワンハンドルバッグならではです。

レディース秋のYシャツ着こなしコーデ


【1】白Yシャツ×メープルベージュカーディガン×グレーパンツ×ストール

【1】白Yシャツ×メープルベージュカーディガン×グレーパンツ×ストール
「メイプルベージュ」のカーディガン・ストール・シャツ・パンツ(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

カーディガン×白シャツに、マドラスチェックのストールを重ねて、穏やかなベージュトーンの着こなしを。ベルトマークで凛とした美しさが生まれます。

【2】カーキYシャツ×黒レザータイトスカート

【2】カーキYシャツ×黒レザータイトスカート
シャツ(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、ネックレス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(J.M. WESTON 青山店)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

トップスを、グレーの陰影を含んだシックな色味のカーキシャツに差し替えると、ぐっと秋らしいムードが漂います。レザーのタイトスカートの切れのいいシルエットと相まって、大人の女性に似合うカジュアルエレガンスが実現。

【3】ベージュYシャツ×黒パンツ

【3】ベージュYシャツ×黒パンツ
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

マディソンブルーのリネンシルクシャツは、季節の変わり目に重宝します。フェンディの「ピーカブー」はグレージュに、エルメスのバンダナ柄ストールは黒で、色味をそろえて、品よくシックに。抜け感や軽やかさを出したいときに活躍するのが、白のレザースニーカー。きちんと感があるので、大人でも楽しめます。

【4】グレージュ柄Yシャツ×グレージュプリーツスカート

【4】グレージュ柄Yシャツ×グレージュプリーツスカート
マウリツィオ ペコラーロのシャツ・スカート・イレブンティのベルト(三喜商事)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

異なる色調のグレージュのヘリンボーン柄を組み合わせたシルクシャツに、ひだ山にグレージュ、カーキ、キャメルのレザーを配したダークグレージュのプリーツスカート。凝ったアイテムも品よく調和するのがグレージュの魔法です。幅広ベルトで美シルエットを強調し、モードを心得た大人の進化系フェミニンスタイルに。

レディース秋の黒Yシャツ着こなしコーデ


【1】黒Yシャツ×黒ジャケット×黒パンツ

【1】黒Yシャツ×黒ジャケット×黒パンツ
ジャケット・シャツ・パンツ・バングル・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

オンタイムのジャケットを、黒でそろえるなら、ほんのりドレスアップ感覚の「スモーキング」が今、マストです。デニムに合わせても程よくきちんと感が演出できて、人気上昇中。特に今季はほっそり長め丈が気分。最速でかっこいい黒に仕上げてくれます。

【2】黒Yシャツ×グレージュAラインスカート

【2】黒Yシャツ×グレージュAラインスカート
スカート(ユナイテッドアローズアトレ恵比寿 ウィメンズストア〈J&M デヴィッドソン〉)、シャツ(ビームス ハウス 丸の内〈マディソンブルー〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、バッグ(STEP inc.〈モワナ〉)  撮影/長山一樹 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

グレージュのAラインスカートに、リネンでハリ感を出した黒のウール混シャツを合わせて。カジュアルな抜け感を演出する襟抜きの着こなし方もポイントです。

【3】黒Yシャツ×黒ロングスカート

【3】黒Yシャツ×黒ロングスカート
シャツ ·スカート(マディソンブルー)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、ヒロタカのピアス・マリハのリング(showroom SESSION)、バッグ(RHC ロンハーマン〈ドラゴン〉)、靴(コンバース) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ワンピース感覚で楽しめる、シャツとサーキュラースカートのコンビは、簡単にセンスアップがかなう頼もしい存在。エアリーに編み上げられた、細番手のウール素材で、風になびくほどの軽やかさです。厚みのあるボタンや、ハイカットのスニーカーなど、白を効果的に効かせることで、ハッとするほどおしゃれに仕上がります。