さて今回は、私のイタリア出張での

お買い物成果をお届けしたいと思います。

それにしても今回のイタリア出張はヤバかった・・・。

ユーロ安&セール期が重なって、文字通り

お買い物天国イタリア・大復活!

だったのです。

まずフィレンツェでは、

新店オープンが相次いでいるというヴィンテージを中心に物色。

最初にチェックしたのは、

「PITTI VINTAGE」

「タイ・ユア・タイ」やら「WP STORE」やら、

日本のバイヤーさんたちがよく集まるpiazza goldoni近辺のお店です。

こちらの特色は、デザイナーズヴィンテージの豊富さ。

70年代のグッチのバッグやエミリオ・プッチのスカーフなど、 

フィレンツェならではの品揃えが魅力です。

グッチのオーストリッチトレンチコートEU4500に心惹かれながらも

私がここで購入したのは、

70年代のランバンのスカーフ210EUです。

 

 

ダメージもなく、縁も見事な手かがり。素晴らしいクオリティです!

メンズはもちろん、レディースが超豊富なので、お土産にもよいかと・・・。

で、お次に向かったのは、

「ceri vintage」

ponte alla carraiaを渡って約5分歩いたところに。

今回、日本が誇る大人気ブランド

ハバーサックとユケテンのパーティを主催したことで知ったのですが、

このお店は、今回のフィレンツェ最大の収穫!

英国をはじめとするヨーロッパのミリタリー、ワークウエアを

多数取り揃えているお店なのですが、日本では考えられないくらい

安く、しかもセンス抜群!

日本人サイズも多数ありまっせ!

私が購入したのは、1940年代のカバーオール(サイズ36)65EU!

洗濯で壊さないためか、

ボタンはピンで留める仕様になっていました。

ボタンだけ買って、気分で付け替えてもいいね!

私の次の日に買い物に行った

散財人生の道連れ・バイヤーF氏は

倉庫の奥から1890年代の手縫いヴェストを引っ張り出してもらい

わずか40EUで入手していました。ズルイ!

靴やスーツ、革小物を仕立てるのには適していても

いいセレクトショップは意外と少なく、

お買い物不毛の地と思っていたフィレンツェ。

しかし、こんな高感度ショップも探せばあるんですね!

ピッティ取材の楽しみと、財政上の悩みが

またひとつ増えた山下でした・・・。

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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