朝5時起床の日々が約2週間続くという

メンズプレシャス名物

「早朝撮影シリーズ」もとうとう終了。

(お次は朝までパソコンとにらめっこの

「深夜原稿シリーズ」が始まるのですが・・・)

いつも鏡の前で頭を悩ませている私ですが、

この時期ばかりはスピーディかつ機能的なアイテム選びを心がけます。

そこで今回は、私の「早朝集合」撮影スタイルを3つほどご紹介いたしましょう。

①2月9日(水)

 

気温約9℃。木更津のスタジオにてロケ。

○バブアーのブルゾン

○ジョン・スメドレーのタートル、カーディガン

○パシュミナシルクのス大判ストール

○ハバーサックのニッカボッカ

○ホーガンのブーツ

この日はニッカボッカ&バブアーで、英国的作業スタイルをイメージ。

撮影の日は、ワタリはゆったりめ、かつ裾はすぼまったパンツが

動きやすく、便利です。大判のストールはひざ掛けにも!

②2月11日(金)

朝から雪! 前橋にて、極寒の中のロケでした。

○ハバーサックのネイビーコート、

○ハバーサックのツイードジョッパーズパンツ

○トリッカーズのスエードブーツ

○エムシックスティーンのカシミアローゲージニット

○バブアーの帽子

○フォックス・アンブレラの傘

雨雪をしのぐためのアイテムを、すべて英国製品で固めていますが、

やはり道具として使えることを再確認。

トリッカーズのブーツはスエードなら、雨ジミも気になりません。

③本日・2月17日(木)

気温約12℃。暖かな一日でした。

○FESTAのキャメルコート

○エムシックスティーンのカシミアアーガイルニット

○タブロイドニュースのホワイトデニム

○タイユアタイのカシミアニット

○コーギーの靴下

○ヒロシツボウチの靴

この日は暖かな天候に合わせ、ホワイトジーンズにキャメル系

アイテムをプラスして、軽快に。そして厚手のカシミアニットを

マフラー代わりに巻いています。

無造作にグシャッと巻けば、ディレクター風味は薄れるかと。

というわけで、今回の過酷な早朝シリーズを乗り切って確信したのは、

英国アイテムの徹底した実用性!

長い歴史と高い技術に支えられた

その実力は、近年のハイテクアイテムにも決して負けません。

実は私、いわゆるスポーツ&アウトドアブランドが苦手で

一着、一足も持っていないのですが

(ビーチにダナーを履いていくタイプ) 

もういい!

これさえあれば生きていける!

4月6日発売のメンズプレシャスで、

そのあたりはみっちりと! ご紹介していますので、

ぜひ皆様もお楽しみに!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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