大人の女性にぴったりな、ジーンズを使ったおしゃれなコーデを23選ピックアップしました。ダメージジーンズやワイドジーンズを使ったコーデも、ワンパターン化しがちなジーンズコーデのレパートリーに、ぜひ加えてみてください。

【目次】

レディース冬のジーンズコーデ


【1】ジーンズ×白ニット×マルチカラーブランケット

【1】ジーンズ×白ニット×マルチカラーブランケット
ブランケット・ピアス・ブレスレット(エルメスジャポン)、ニット(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフローレン〉)、デニム(リーバイ・ストラウスジャパン〈リーバイス®︎ ビンテージ クロージング〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

冬の週末デニムスタイルも、大判のカシミヤブランケットがあれば、幸福感と温もりのある装いになります。

【2】ジーンズ×黒ニット

【2】黒ジーンズ×黒ニット
ニット(クルチアーニ 銀座店)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ネックレス・バングル・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴下(真下商事〈パンセレラ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

メインの黒タートルは希少なホワイトカシミヤの原毛を使用しているから、まるで羽根のような軽やかな着心地。高さのあるネックが首回りを優しく包み込んでくれます。黒タートルにブラックデニムという、王道のカジュアルスタイルを今年らしく見せるのが、ドレスシューズ×ラメソックスという選択。そこにボリューミーなシルバージュエリーをちりばめれば、黒に溶け込みながらもクールに際立ち、インパクトのあるスタイルを約束してくれます。

【3】ジーンズ×白ニット×グレーコート

【3】グレージーンズ×白ニット×グレーコート
コート・バッグ『バイ ザ ウェイ』・別売りのFFロゴのショルダーストラップ・パンツ・靴・ニット(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

冬の散歩スタイルに、暖かなミンクコートとスニーカーをチョイス。コートとデニムのグレーでまとめたワントーンの着こなしには、カーキバッグがパウダリーな色調でなじみやすい。

【4】ジーンズ×白カットソー×キャメルジャケット

【4】黒ジーンズ×白カットソー×キャメルジャケット
バッグ『ショッピング・テディ』・スエードのジャケット・カットソー・デニム・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

リネン地にコーティングを施した軽やかな質感が、カジュアルに上質なこなれ感を運んでくれるトートバッグ。中にはスエードポーチ付きのやわらかなナッパレザーの巾着バッグを搭載し、使い勝手も抜群。細身のデニムを主役にしたカジュアルスタイルに好相性です。

【5】ジーンズ×白シャツ×ノーカラーコート

【1】ジーンズ×白シャツ×ノーカラーコート
デニム(リー・ジャパン〈リー〉)、コート(ADORE)、シャツ(三喜商事〈バンフォード〉)、イヤリング・ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(ピエール アルディ 東京) 土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

デニム界の名門ブランドがつくるトレンドデニムなら、大人世代も安心感のあるはき心地。白のバンドカラーシャツと、グレージュのノーカラーコートで、すっきりと上品にまとめた着こなしで。

【6】ジーンズ×黒ニット×チェック柄ジャケット×ストール

【2】ジーンズ×黒ニット×チェック柄ジャケット×ストール
ストール・ジャケット・ニット・パンツ・バッグ(エトロ ジャパン)、ピアス・リング(フレッド) 熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

ニットに肩がけしたジャケットスタイルは、デコルテが寂しく見えることも。顔映りのよい一枚を襟元にあしらえば、美人度アップ!  ジャケットの色とリンクさせると、統一感が生まれます。

【7】ジーンズ×ネイビーニット×ファージレ

【3】ジーンズ×ネイビーニット×ファージレ
ジレ(ストラスブルゴ〈マンツォーニ〉)、ニット(クルチアーニ 銀座店)、パンツ(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、ピアス・ペンダント・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、靴(J.M. WESTON 青山店) 熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

アンゴラファーのジレを主役にしたリッチカジュアル。濃紺のカシミヤシルクニットとインディゴデニムは、色でグレージュを引き締めるのはもちろん、タイトなシルエットに仕上げると、ジレのボリューム感が際立ち、リュクスな雰囲気が高まります。

【8】ジーンズ×白シャツ×ラムファージャケットコート

【4】ジーンズ×白シャツ×ラムファージャケットコート
デニム・コート・シャツ・バングル・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

フレアデニムの旬の抜け感を生かして、ラムファーのジャケットコートを先取りした着こなし。インは白のとろみブラウスで軽やかに。足元はエレガントなパンプスを選ぶと、クロップド丈の女らしい肌見せが引き立ちます。

【9】ジーンズ×白カットソー×ベージュファーコート

【5】ジーンズ×白カットソー×ベージュファーコート
リバーシブルコート(三喜商事〈アニオナ〉)、カットソー(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、デニム(サザビーリーグ〈マザー〉)、ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

清潔感、知的なニュアンス、心地よい贅沢さ…。グレージュの魅力をぎゅっと凝縮したような、モンゴリアンファーのコート。そで口にカールした毛を用いたラグジュアリーな一着を、この冬はTシャツとデニムに合わせ、さらりと着こなして。

【10】ジーンズ×黒コート

【6】ジーンズ×黒コート
バッグ(グッチジャパン)、その他/私物 佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

ビジュー付きでもポップな遊び心があるのが魅力なグッチのバッグを、Pコートとデニムというトラッドなカジュアルの外し技に起用した、メンズライクなスタイリング。

【11】ジーンズ×白カットソー×グレージュコート×ハット

【7】ジーンズ×白カットソー×グレージュコート×ハット
コート(クルチアーニ銀座店〈クルチアーニ〉)、カットソー(コロネット〈エアロン〉)、デニム(showroom SESSION〈サージ〉)、帽子(ADORE〈スーパードゥーパーハッツ〉)、ネックレス〈短〉・〈長〉(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン)  長山一樹 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

インディゴの深いブルーとともに、重みのあるチョコレートブラウンでまとめた小物使いが、グレージュの着こなしにリッチなコントラストを生み出して。

【12】ジーンズ×黒タートルニット×レオパード柄ブルゾン

【8】ジーンズ×黒タートルニット×レオパード柄ブルゾン
ニット・ブルゾン・パンツ・ネックレス・バッグ・靴(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 川田有二 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

黒タートルとレオパード柄に含まれた黒をリンクさせて、統一感とクールな印象を演出。ブルゾンのすそからニットをちらりとのぞかせるのが、こなれ感のポイントです。バッグと靴も黒で統一して、全体のトーンを落ち着かせる一方、抜け感のあるデニムを投入すれば、圧巻の大人カジュアルの完成!

【13】ジーンズ×黒ニット×ロングファージレ

【9】ジーンズ×黒ニット×ロングファージレ
デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ジレ(showroom SESSION〈カール ドノヒュー〉)、ニット(ウールン商会〈ジェントリー ポルトフィーノ〉)、サングラス(ミラリ ジャパン〈レイバン〉)、ピアス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

シルバーのファージレをリッチになじませながら、黒ニットで引き締めたシックなスタイル。

【14】ジーンズ×グレーニット×グレージュコート×ストール

【10】ジーンズ×グレーニット×グレージュコート×ストール
ニット(yoshie inaba)、コート(wb)、デニム(showroom SESSION〈サージ〉)、ストール(サーキュレーション〈ミーアンドカシミヤ〉)、ピアス・ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店) 熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

ライトウォッシュのブルーデニムを使ったなじませ配色で着こなす、新しい表情のグレージュ&デニムカジュアル。モヘア混ニットのシャイニーなラメ感や、コートのアルパカシャギーの温かみのある素材を重ねて、質感でメリハリをつくることが成功の鍵。

【15】ジーンズ×ブラウンニット×ラムファーコート

【11】ジーンズ×ブラウンニット×ラムファーコート
コート(ブラミンク)、ニット・グローブ(キートン)、デニム(マッキントッシュ青山店)、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉) 浅井佳代子 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

ふんわりと毛足の長いキャメル色のラムファーコートを主役に。真冬のラグジュアリーをもっと身近に感じたいから、たっぷりとした贅沢なファーコートに、カジュアルなインディゴデニムを合わせ、軽快に着こなして。ファーのやわらかな質感の美しさを引き立てるため、インナーは同系色の上質ニットでなじませ、上品な印象にまとめるとうまくいきます。

【16】ジーンズ×白タンクトップ×ラムスキンジャケット×ストール

【12】ジーンズ×白タンクトップ×ラムスキンジャケット×ストール
ラムスキンのジャケット タンクトップ・パンツ(コロネット〈ザ ロウ〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ピアス・リング(ジュエルズ・オブ・ストラスブルゴ〈ハム〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(トッズ・ジャパン) 熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

ここではおっていたのがニットアウターだったら…この洗練感は生まれなかったはず。カットソー×デニムというおなじみの合わせも今どきに導く、レザーアウターの実力。そで口を開け、素肌をのぞかせてラフさを加味すると、デニムのカジュアル感とちょうどいいバランスに仕上がります。

【17】ジーンズ×黒ニット×黒ジャケット

【13】ジーンズ×黒ニット×黒ジャケット
ジャケット(アオイ〈マントゥ〉)、ニット(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、パンツ(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、チョーカー(ジュエルズ・オブ・ストラスブルゴ〈サイモン アルカンタラ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ブラミンク〈J.M WESTON〉) 小池紀行(パイルドライバー)  BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のジャケットはウエストを程よくシェイプした、小気味のよいシルエット。光沢のあるサテンを効かせた王道のデザイン。大人のデニムスタイルに格をもたらす、「スモーキングジャケット」の迫力。シルバーなどのクールな輝きを添えれば、華やいだ場にふさわしいスタイルが完成します。

【18】ジーンズ×白Tシャツ×ネイビーコート

【14】ジーンズ×白Tシャツ×ネイビーコート
クルチアーニのカシミヤTシャツ・ザ ハイアリンのコート・シヴィリアのデニム・スザンヌ カランのピアス・リング・スティーブン デュエックのリング(ストラスブルゴ)、時計(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉) 熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

繊細なホワイトカラーのカシミヤTシャツは、とびきり贅沢なリラックス感を運んでくれるもの。さらりとはおったネイビーのコートが、カシミヤのナチュラルな美しさを引き出して。

【19】ジーンズ×ネイビーカーディガン

【15】ジーンズ×ネイビーカーディガン
デニム(A.P.C.)、カーディガン(ドゥロワー 丸の内店)、M/G TASAKIのピアス・リング・TASAKIのネックレス(TASAKI)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

アー・ペー・セーを代表するロングセラーデニム『プチ スタンダード』。ミニマルなたたずまいで旬のグラニーニットも大人っぽく仕上げる、リジッドデニムの大定番モデルが今また新鮮! 

レディース冬のダメージジーンズコーデ


【1】ダメージジーンズ×白ニット×ニット帽

【1】ダメージジーンズ×白ニット×ニット帽
ウールのニット・デニム・バッグ『パズル バッグ』・スニーカー(ロエベジャパン)、ニット帽(プレインピープル丸の内〈マリヤ〉)、その他/私物 浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

ふっくらケーブルニットケーブル(縄目)、ニットに、さらにふっくらとしたケーブルを重ねて、ニット本来の豊かさを堪能できる一着。気品のあるオフホワイトと、ビッグスリーブシルエットが、休日スタイルにエレガンスと真の贅沢さをもたらして。

【2】ダメージジーンズ×白シャツ×ネイビージャケット

【2】ダメージジーンズ×白シャツ×ネイビージャケット
女性らしい「抜け感」バランスを意識

「デニムと合わせるとカジュアル感が強くなるのでは!?」と懸念される人も多いと思いますが、そんなときに参考にしたいのが、デニムでもエレガントさが際立つ、元J.CREWのCEO、ジェナ・ライオンズ(Jenna Lyons)の着こなしテクニックです。

ベーシックなジャケットには、エレガントなドレスシャツを選出。ジャケットからシャツの袖を長めに出したり、肌写りのよいゴールドのアクセサリーをさりげなくのぞかせるなど、女性らしさを香らせる「抜け感」を意識的に取り入れています。くるぶし丈のダメージデニムを合わせることで、上級者ならではの外しスパイスも。黒パンプスは素足が美しく見える華奢なデザインが、ベストフィットしそうです。

美脚に見える!「デニム×黒パンプス」の着こなしかた

レディース冬のワイドジーンズコーデ


【1】ワイドジーンズ×グレーニット×ストール

【1】ワイドジーンズ×グレーニット×ストール
デニム(showroom SESSION〈サージ〉)、ニット(三喜商事〈バンフォード〉)、ストール(ウィム ガゼット 青山店〈ファリエロ サルティ〉)、ピアス・リング(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、時計(IWC)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(セルジオ ロッシ) 土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

生地を天然の花オイルに漬け込むことで、自然なアタリ感としなやかさを実現。ざっくりニットを合わせてもすっきりとまとめる、適度にルーズなワイドシルエットが魅力。

【2】ワイドジーンズ×ブラウス×トレンチコート×ファー

【2】ワイドジーンズ×ブラウス×トレンチコート×ファー
個性際立つファーの存在感

大人の遊び心が炸裂しているのは、バーグドルフ・グッドマンの顔であるリンダ・ファーゴ。ファー使いやヒョウ柄とのコラボレーションで、大胆に「定番イメージ」を払拭した、インパクトあるトレンチスタイルはさすが。ファッションエリートの手にかかれば、どんなスタイルでも想像を絶する仕上がりになるので驚きです。女王の座を譲らない、リンダならではのハイブリッドなスタイルは、いつか挑戦してみて。

センスがいいと言われる、トレンチコートの洗練コーデ10選【レディース】【大人コーデ】【女性の服装】