私、実は長年編集者としてひとつのコンプレックスを抱えておりまして・・・。

 

 

 

えっ、足が短い? メタボリック体型? ラーメン屋顔? (ex.六厘舎)

 

・・・まぁ、それはそうなんですが、もっと大事なことです。

 

それは

 

長年アイウエア担当だったのに

 

34歳現在・視力2.0!

 

・・ということです。

 

全国数千万人のリアル眼鏡ユーザーと両親に謝れ!

 

という声が聞こえてきそうですが、

 

実践派編集者(ですから、メタボも企画の立案には役立つのですよ。

 

だから直す必要などないのですよ・・・ダメ?)

 

を目指す私としては、これは大きな問題。

 

特にここの記事を書くときに、それを痛感していました。

 

 

 

そう、999.9(フォーナインズ)。

 

いわずと知れた、アイウエア界の巨頭ブランドであります。

 

実はファッションに合わせた伊達眼鏡はたくさん持っている私ですが、

 

「眼鏡は道具である」をテーマに掲げる

 

ここの眼鏡を伊達でかけるのは、なんだか邪道という気がして・・・。

 

しかし、そんな私がついに、999.9を体感する日がやってきました!

 

ほぼすべてのファッション誌で掲載していたので、ご存知の方も多いでしょう。

 

そのサングラスラインのデビューを・・・!

 

 

 

999.9 feelsun(フォーナインズ・フィールサン)。

 

「F-06NP」¥38,850 です!

 

そのフォルムは、昨今のトレンドをズバリ反映した、

 

やや大振りのウエリントンタイプ。

 

このスタイルはファッションを選ばないのも魅力です。

 

 

 

999.9ならではの逆R蝶番は健在ですが、

 

こちらのアイコンは、テンプルに埋め込まれたメタルパーツ。

 

 

 

レンズ右上には、こんなレーザー刻印も。

 

 

 

裏面には反射防止コートが施されています。

 

 

 

 

 

・・・そして肝心の掛け心地ですが、

 

正直山下、びっくりです。

 

 

 

巷のサングラスを量販店スーツに例えますと

 

このサングラスは、サルトが手縫いを多用したビスポーク。

 

もともとあるべき場所に

 

「カポッ」とハマった・・・そんな感じです。

 

いいスーツは手に持ったときは重くとも、

 

着ると重量が全体に分散され、重さを感じないものですが、

 

まさにこのフレームはそれと同じ感覚。

 

「掛ける」というより「着ける」というフィーリングです。

 

このフィット感は、フレーム自体の設計はもちろんのこと、

 

お店でのフィッティングにも大きな秘密があるように感じました。

 

 

 

ちなみに超典型的モンゴロイドフェイスの私の場合、

 

インポートのサングラスだと正直顔にフィットしないことがほとんど。

 

まぁ、要するに頬骨に乗るわけだ!

 

だからちょっと小走りしたり(汗かき)、仕事で失敗したり(テヘッ)、

 

ラーメン食べたりしますと、即モアーンとレンズが曇る。

 

正直、夏場はけっこうツラかったのです。

 

しかしこのサングラスなら、頬骨と顔の隙間が確保されていますから、

 

そんな格好悪い事態は激減するに違いありますまい。

 

 

 

・・・なんてことも、やっぱり買って、試してみないと分からないよね!?

 

と散財を正当化しつつ今日も生きる私なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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