ということで今回は、

前回ご紹介した「ロングシャツ」の実力のほどを検証したいと思います。

ロングシャツ。

私としては、ズバリその真骨頂は、

ジャケットとのレイヤードにあるのではと!

こちらが一番ベーシックなヒップ丈の、

ハバーザックのものです。

ジャケットからだいたい10cmほど覗きます。

ね、意外と「普通に」お洒落なのでは・・・?

計算された着丈とシルエットにより

単に「丈の長いシャツが裾から出ちゃった」という

雰囲気には決してなりません。

さて、お次はちょい長丈のエィスのものです。

こちらはももが半分ほど隠れます。

レディースで人気のシャツワンピのような雰囲気ですね。

ただ、正直ちょっぴり変態度は高まります・・。

と、いう感じで、

無難になりがちな夏のジャケット姿に、

ほどよいインパクトと洒落感を漂わせられる「ロングシャツ」。

おなかを締め付けないので、とっても楽!

という隠れたメリットもお伝えしておきます・・・。

いつもの着こなしに飽きたなーなんて時には、

ぜひ一度お試しいただきたいものです。

ちなみに、

決してすべての皆様に推奨できるわけではありませんが・・・。

前回最後に紹介したシャルベのスリーピングシャツはこんな感じ!

正直、ド変態です。

むむ、しかしちょっぴりエキゾチックな雰囲気も感じさせますな。

トルコ人デザイナーのウミット・ベナン氏が

この春夏「カフタンシャツ」と言われる民族衣装と

ジャケットをレイヤードした着こなしを提案していますが、

まさにそんなイメージ。とても新鮮です!

ただ、残念ながらこれを着て神楽坂界隈を歩き

電車に乗る勇気は「まだ」ありません。

せめて無地があればよいのですが・・・・。

以前はブルックスブラザーズでオックスフォード地の

ものがあったのですが、もう生産中止のようですね。

ちなみに1枚で着るとこのようになります。

 

みずしま!!

導師(グル)!!

くいだおれ太郎!!!

・・・うーん。1枚で着こなす際は

周囲の視線をものともしない覚悟が必要ですね!!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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