さて、そろそろメンズプレシャス夏号の発売日(6月6日)であります!

今回の大特集は、『ヴィンテージ名品』。

今では決して買えない、歴史に残る名品が目白押しです!

しかし、絶対買えないと言われると、

だからこそ欲しくてたまらなくなってしまうのが人情ってもの。

そして、そんなモノがほしくなったとき、

私がまっさきにチェックするのがこのお店です。

capri(カプリ)。

古都、京都にあるヴィンテージショップです。

もちろん、メンプレでも取材してますよ!

カプリHPより。

最初に断っておきますが、

このお店、いわゆる古着屋とはいえ、決してお安くはありません。

玉石混合のラインナップから好きなもの選んで!という

タイプのお店とはちょっと違うのです。

店頭に並んでいるブツは、どれもバイヤーさんが厳選した、

愛情のこもった貴重な品ばかり。

リーバイスやアディダスといったいわゆるアメカジ的古着から

世界各国のミリタリーウエア、オールドのバブアー、

そしてサンローランやエミリオ・プッチなどの

デザイナーズヴィンテージ・・・。

ジャンルは様々ですが、そのどれもがマニア垂涎の逸品です。

海外のデザイナーが足しげく訪れ、

メゾンブランドがアーカイブ資料として自社のヴィンテージを

購入していく・・・。そんなお店です。

しかし、単に希少性だけで選んでいるわけではありません。

現代において、それを本当にオシャレに着こなせるか?

カプリのセレクトには、そんな視点がつねに感じられます。

で、そんなカプリというお店を象徴するアイテムをこの度購入いたしました。

えーと、通販です!

ハイ、前回何かと物議を醸した、ロングシャツです。

こちらは古いヨーロッパ製ドレスシャツ。

なんと1910~20年代のものだとか!

前回紹介したコヤツのルーツですね。

前の持ち主のネーム刺繍が。

身頃の裏にはガーゼの当て布。

袖口と衿裏にはボタンホールが。

これは昔のドレスシャツによく見られる、

交換式の衿&カフスの跡です。

で、驚きはこの恐ろしいほど細かい縫製のピッチ。

おそらく超絶ピッチで知られるミシン縫いシャツの名手、

フライより細かいです。

しかもオール手縫いですよ!

手縫い!

100年前のドレスシャツ

そんな、いわば歴史的資料とも言うべきシャツですが、

単なるコレクターズ的アイテムにとどまらず、サイズは完璧。

私の前回のブログ同様、ジャケットなどとあわせて

「今っぽく」着こなせるところがすごいんです。

こちらのロングドレスシャツ、

バイヤーさんが長年かけてコツコツ集め、

満を持してようやく放出!したとのことで、

私が購入したタイプの他にも

多数ラインナップを取り揃えているそうなので、

ぜひブログをチェックしてみてください!

大人の服好きの方なら絶対に

辛抱たまらなくなりますから・・・・。

そして京都観光の際は、寺社見物のついでに

ぜひ、カプリ見物をスケジュールに加えることを推奨します。

私なんて、京都見物はカプリ詣でがメインで

寺社がオマケみたいなもんです・・・。

ちなみに古着屋につきものの、無愛想なあんちゃん店員は

いませんので、ミドルエイジの皆様、ご安心くださいね。

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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