トレンドに左右されないのが男のファッションであるが、どうしても他人の目は気になってしまう。そんな時は無地のロングコートを選んでみるのはどうだろうか。流行り廃り関係なく10年100年と着ることができるのがコートの醍醐味といえよう。今からでも遅くはない!一生使えるコートを探してみてはどうだろうか。
スーツスタイルが格好良く見えるコートは、無地でロングが絶対条件!
サンヨーの知恵と技術が詰まった100年先も使えるザ・スタンダード「100年コート」
本当にいいものとは、まさにこんな王道のコートなのかもしれない。それが三陽商会が作り出す「100年コート」だ。コットンの中でも最高級と謳われるエジプトコットン「GIZA」の高密度先染め素材を使用した生地に、撥水加工を施し、堅牢性にも優れている。ポケットは、スーツやジャケットなどにも手が伸ばせるよう貫通式ポケットを採用しており、クラシカルなディテールも盛り込んだ。世代を超えても使えるようデザインされたコートだからこそ、今手に入れるべき1着といえよう。
フランスらしい上品な佇まいが美しい「デ ボン ファクチャー」のロングコート
フランスの古き良き物作りをリスペクトし、現代に落とし込んだブランド「デ ボン ファクチャー」。起毛感のあるウール100%のソフトな風合いと落ち着いたブラウンが上品で大人らしい。やや低めのゴージラインやラグランスリーブ、ゆったりとした丸みのあるシルエットなど、随所にクラシカルなディテールが見受けられる。10年20年と長く着続けることで愛着が増す1着である。
枯れ専? ヴィンテージコートこそ大人の風格である!
1950年代のコットンギャバジンのヴィンテージコート。長年使い込むことで色褪せたブラウンカラーは、ヴィンテージだからこその風合い。ラグランスリーブでゆったりとしたシルエットのロングコートは、スーツや厚手のアウターなども着込むことが可能だ。スーツがクタっているのはだらしなく見えてしまうが、きちんとしたスーツにネクタイを絞めヴィンテージのクタったコートを羽織れば、なんだか映画俳優のような気分だ。現代では再現されることの少ない、ヴィンテージならではのディテール・サイズ感・色合いなどを楽しんで欲しい。自分に合う一着が見つかった時の嬉しさはこの上ないはずだ。
クラス感の漂う「フォルテラ」のロングコート
イタリアファッション界の重鎮、アレッサンドロ・スクアルツィ氏が手がけるブランド「フォルテラ」。1950年代に仕立てられたカラチェニ(ミラノにあるサルトリアの名門)のコートをベースに再現された重厚感のあるコートは、どこか粗野な男らしさとエレガントが共存する。フラップ式の直線的なポケットやその上にとられたダーツ、袖の本切羽などは、サルトリアのジャケットを彷彿とさせるディテールだ。
以上、無地のロングコートを紹介した。時代とともにトレンドは変化していくがロングコートの魅力は着たときの風格だろう。いつしかこんな男になりたい!そう思いを馳せながら選んでみるのも悪くないだろう。
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- SANYO SHOKAI カスタマーサポート(サンヨー) TEL:0120-340-460
- シップス 銀座店 TEL:03-3564-5547
- デイビッズ クロージング TEL:03-3409-8822
- ビームス 六本木ヒルズ TEL:03-5775-1623
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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