秋冬の定番カラー「ブラウン」はその見た目から落ち着いた雰囲気や柔和な表情など、見た目に現れる印象が良いが、実際街を見回してみると、きちんと着こなせている方が少ない。理由は簡単で、「着丈」「デザイン」「色彩」を満たしていないからだ。それが悪いとは言えないが、やはり大人であれば、それ相応の着こなしをすべきだろう。季節限定とはいえコートを着た時のシルエットは格好よく見せたいものだ。

カジュアルでも大人らしく着こなせるブラウンのロングコート

イタリアブランドの注目株!「ビッグ アンクル」のロングチェスターコート

コート¥138,000(ラ ガゼッタ 1987 青山店〈ビッグ アンクル〉)※サイズ48、着丈109cm、編集部調べ

2014年に設立した新進気鋭のブランド「ビッグ アンクル」は、滑らかなウールを使用しソフトな風合いが大人らしい印象。シンプルなチェスターコートのように見えるが、肩はドロップショルダーに、リラックスしたシルエットが特徴的だ。前ボタンにはトライバル柄の様なテーピングを施し、ちらりと大人の遊び心を盛り込んでいる。

どこか懐かしさを感じる「カンタータ」のハイカラーコート

コート¥178,000(カルネ〈カンタータ〉)※サイズ48、着丈105cm、編集部調べ

ボタンで留められたハイカラー(立ち衿)が、大きな特徴のロングコート。第一ボタンを閉めれば衿が首元に沿い防寒ができるので巻物いらず。大きめなフラップ式のパッチポケットにターンナップカフ、バックベルトなどクラシカルなディテールを取り入れながらも、ブランドらしいアレンジが効いた魅力的な1着。オーストラリアのタスマニア島で飼育される羊毛を使用しており、なめらかな肌触りが極上の着心地を与えてくれる。

モダンにアレンジされた「ロンドン トラディション」のロングダッフルコート

コート¥69,000(ビームス 六本木ヒルズ〈ロンドン トラディション〉)※サイズ40、着丈106cm、編集部調べ

2000年に英国で創業を始めたファクトリーブランド「ロンドン トラディション」のダッフルコートは、フードやトグルボタン位置など通常のものとは一線を画す、高いデザイン性が魅力だ。創業者自らの経験を生かし立ち上げたブランドは、ダッフルコートに新しい革命をもたらす1着になるだろう。裏地の鮮やかなオレンジにも注目をされたし。

以上、ロング丈のブラウンコートを紹介した。秋冬の定番カラー「ブラウン」は見ているだけで気持ちが暖かくなる不思議な力がある。「着丈」「デザイン」「色彩」を意識して今年は暖かく過ごしてみてはどうだろうか。

※ここでのロング丈の定義は、およそ180cmの身長で膝丈の長さになる105cm以上とし日本サイズL、イタリアサイズ48、UKサイズ38を基準としている。※価格はすべて税抜きです。

問い合わせ先

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
PHOTO :
島本一男
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊