日本人にとって、スウェーデンという国はまだまだ遠い国。ましてや王室御用達の商品なんてそうはないのではと思っていたら、「ヴィゲーンス」のスペルを見たときにピンと来た。先日、立ち寄った帽子店で手に取ったツイード帽がこのブランドだった。他の店でも見かけた。日本でもかなりポピュラーな帽子だ。

アウトドアライフを愛する男たちが絶賛する帽子「ヴィゲーンス」

暖かすぎるラビットファーの温もり

●1906年創業●1954年スウェーデン王室御用達/北欧ブランド特有の機能性とスタイリッシュさが加わった帽子で定評の「ヴィゲーンス」。写真の本格仕様のアヴィエーターキャップは、冬仕様の代表モデル。ソフトな山羊革をベースに、ラビットファーを贅沢に使用。その保温性の優秀なこと! 写真のもの以外にファーキャップやハンチングなど、型数も豊富。日本国内にもファンが多く、ネット上の取り扱いも少なくない。※参考商品
●1906年創業●1954年スウェーデン王室御用達/北欧ブランド特有の機能性とスタイリッシュさが加わった帽子で定評の「ヴィゲーンス」。写真の本格仕様のアヴィエーターキャップは、冬仕様の代表モデル。ソフトな山羊革をベースに、ラビットファーを贅沢に使用。その保温性の優秀なこと! 写真のもの以外にファーキャップやハンチングなど、型数も豊富。日本国内にもファンが多く、ネット上の取り扱いも少なくない。※参考商品
左/たとえ氷点下の屋外でも、ふんだんに使われたラビットファーが、頭部を極寒から守ってくれる。中/小ぶりのイヤーカバーは、開閉可能。音をさえぎらない安心設計に。右/頭上で両サイドのイヤーパッドを合体すれば、コンパクトな帽子に変身!
左/たとえ氷点下の屋外でも、ふんだんに使われたラビットファーが、頭部を極寒から守ってくれる。中/小ぶりのイヤーカバーは、開閉可能。音をさえぎらない安心設計に。右/頭上で両サイドのイヤーパッドを合体すれば、コンパクトな帽子に変身!

「ヴィゲーンス」はオスカル・ヴィゲーンスによって、1906年に創業された帽子専業のブランドで、エストニアに自社工場を持ち、さまざまな帽子を製造している。特にアウトドア用の帽子とキャップは定評があり、日本ではハンチングが人気。こんなアヴィエーターキャップまで輸入されている。

本社があるトラーノスは風光明媚な街で、昔からアウトドアスポーツがさかんだったという。そんな環境の中でつくられていただけあって、高い機能と職人的な技術がこの帽子に込められている。この確かな技術と信頼に対して、御用達の栄誉を王室が授けたことは想像に難くない。 

※2011年春号取材時の情報です。※価格は税込みです。

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名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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パイルドライバー
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