暖かいニットは、冬のおしゃれに欠かせないアイテムのひとつ。寒い時期になると、真っ先に新しいニットを買い求めたくなりますよね。特にベーシックなニットは、流行に振り回されず、自分らしいおしゃれを極めたい女性の必須アイテム。

そこでファッションのプロ5人に、素材感、シルエット、着映え効果など、すみずみまで納得のこだわりが光っている秀逸ニットを独自の視点で選んでいただきました。どれも、質とディティールにこだわったベーシックニット。選出したのは100年愛せる名品ばかりなので、リピート買いしてしまうこと間違いなしですよ!

ファッションのプロが厳選した「秀逸ベーシックニット」5選

■1:上品な着映えを実現する「エミリオ・プッチのきれい色ニット」

各¥92,000(エミリオ・プッチ ジャパン)

ファッションプロの間でひそかな人気を呼ぶ、エミリオ・プッチのニット。非常に薄くハイゲージで仕上げたウールニットは、タイトすぎない、程よいフィット感で大人のボディーラインを美しく補正。

後ろ身ごろには、ブランドロゴの刺しゅうがさりげなくあしらわれ、シンプルなのに技ありの一着。

推薦者のファッション エディター・土橋育子さんは、「デニムに合わせて華のあるカジュアルに」とコメント。イタリアの海や珊瑚を連想するような鮮やかな色が上品な着映えを実現します。

■2:しなやかで素肌のような着心地「トラデュイールのタートルネックニット」

¥53,000(トラデュイール)

続いては、世界に3台しかないイタリアの編み機でつくった45ゲージのメリノウールニット。フルファッション製法ならではの自然なシルエットと美しい編み地は秀逸。薄く軽やかでシルクのような風合いは、素肌に着ても心地よく、上質なリラックス感が漂います。

推薦者のスタイリスト・押田比呂美さん曰く、「ごくシンプルなのに存在感のある、色違いでそろえたくなる究極のタートルニットに出合いました」とのこと。しなやかで素肌のような着心地がラグジュアリーです!

■3:上質カシミヤの肌触りがたまらない「ジョンストンズのカシミヤニット」

各¥51,000(リーミルズエージェンシー〈ジョンストンズ〉)

自然に溶け込むようなニュアンスのあるグレーの色味は、本社のあるスコットランド・エルガンの風土や建物からインスピレーションを受けているもの。

推薦者のファッション エディター・小林 綾さんは、「カシミヤニットは、着ていることを忘れてしまうくらい軽量なのに暖かさは抜群」とコメント。紡績からニッティングまで一貫して手がけているから、ニットのやわらかさは格別! 上質カシミヤとナチュラルカラーにこだわったリラックスニットです。

■4:ボディーラインを美しく見せてくれる「ジョン スメドレーのツインニット」

ニット¥26,000・カーディガン¥33,000(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)

創業230年を誇る英国の老舗ニットブランド、ジョン スメドレー。ブランドの顔でもあるツインニットが、今なお多くの女性に愛され続けているのは、変わらぬ上品さを保ちつつ、時代に合わせ絶妙に形を変化させているから。

推薦者のスタイリスト・白井艶美さん曰く、「身幅が細く丈感も長めなので、ボトムアウトする場合もちょうどいいバランスに」とのこと。なめらかな肌触りは、30ゲージによる極細のメリノウールだからこそ味わえる質感。体のラインを美しく見せるコンパクトなシルエットは秀逸です。

■5:体につかず離れずの絶妙シルエット「ヴィンスのクルーネックニット」

¥47,000(Vince 表参道店〈ヴィンス〉)

ミドルゲージのカシミヤ糸で編まれたプルオーバーニットは、すっぽりと包まれるような豊かな風合いが魅力。体を入れると立体的なシルエットが形づくられ、テクニックなく着こなしが様になるところもうれしいポイント。

サイドシームをツイストさせて、裾をアシンメトリーに設計するところもおしゃれ。

推薦者のスタイリスト・戸野塚かおるさんは、「くすみのない淡いベージュは、どんな色とも相性がよいので、きれい色パンツに合わせて活躍」とコメント。体につかず離れずの絶妙シルエットのこなれ感が、寒い日のおしゃれにぴったりです。

ベーシックアイテムは時代を経ても決して色褪せず、大人の女性を美しい品格で満たしてくれるもの。長く着られるので、新しいニットを買うときは上記の中から選ぶと後悔せずに済みそうです。

PHOTO :
戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー)
STYLIST :
臼井艶美
EDIT :
岡本治子、藤田由美、小林 綾、竹市莉子(HATSU)、喜多容子(Precious)