そろそろ新年度の始まりですね。

いやー今季も本当に服を買いました。

そのツケがたたって今、キプロスばりに

深刻な経済危機を迎えていますが・・・。

誰か僕にも経済支援を

お願いします!

・・・なんて話しは置いておいて、

このシーズンを振り返り、

最も活躍した一着を挙げるとしたら

文句なしに、こちらです。

ラルフ ローレン 

パープルレーベル

カシミアケーブルニット。

素材の上質さ。

きれいなタイトシルエット、

そしてイエローの美しい発色・・・。

ちょっと高かったけれど、

本当に買ってよかった!と

断言できる一着です。

もちろん、ヘビーユースの理由は

上質さだけではありません。

このようにネックまわりが

ちょっぴり緩めにつくられているので、

こんな具合にタイドアップしたときに

Vゾーンの

立体感が演出できて

断然お洒落なんです。

Tシャツを合わせたり

1枚で着るのには向きませんが、

シャツ派の私にとってはなんとも

嬉しいディテールなのです。

さらに三寒四温なこの季節には、

こんな具合に肩にかけちゃいましょう。

野暮ったく見えがちな

コットンのステンカラーコートも、

この鮮烈なイエローが加わることで、

軽やかかつ都会的な印象に。

寒かったら、

マフラー代わりにして

無造作にグルグル巻いても

面白いのでは?

ケーブルニットは

今季色々なブランドから

リリースされていますが、

こういった使い方ができるのは

やっぱりラルフローレンならではの

上質さと洒落た色使いがあってこそ。

チープな素材や

地味な色味のものでは、

とたんにオジサンっぽく

なりますからね・・・!

さらに普通のウールよりも

繊維が細く軽やかに見えるカシミア素材のため、

春いっぱい使い倒せる点も大きな魅力です。

パープルレーベルでは現在

展開されていないと思われますが、

カラフルなカシミアケーブルニットは

ポロ ラルフ ローレンの定番アイテム。

どれもすごく格好いいので、

見つけたら即購入することをお勧めします!

というわけで最後にひと言、

世間に物申します。

ニットの肩かけを

「プロデューサー」

もしくは

「石田純一」

例えるのはそろそろやめてくれ!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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