以前このブログで、

トラディショナルなツータックチノを

探していることを書いたときに

 

本当をいうと
ラルフ ローレン
ブルックス ブラザーズ
バリー ブリッケン
このあたりのトラッドブランドで
調達したいところなのですが、
どこを探してもない!

なんてことを言ってしまったのですが・・・。

申し訳ありません。私、間違っておりました。

青山のブルックスブラザーズにて

つい最近、ほぼ狙いどおりの1本に

あっさりと出逢ってしまったのですから!

ほら!

ほら!

ほら・・・・!

3年ほど前からウディ・アレンのような

タック入りチノを探しはじめて以来、

主にドメスティックブランドを中心に

いろんなチノを買ってきました。

マンド、

コスミックワンダー、

アーツ&サイエンス、

トラサルディ・・・。

しかしどれも

"1周まわったお洒落テイスト"をプンプン醸していて、

ウディ・アレンのような解脱感には

とうてい至らず。

しかしようやく見つけたコレはどうでしょう。

裾幅22.5センチの鈍臭いテーパードシルエットといい

フラットな素材感といい、

お洒落感など一切主張せず

潔いほどに野暮ったい!

旦那ァ、今時こんなチノ、

どこを探してもありませんぜ、

エッヘッへ・・・的な1本なのです!!

ほらね。完璧・・・。

メイド・イン・マレーシアで¥10,500という点も

素っ気なくてなんだか素敵。

こんな鈍臭いチノを今もなお展開している、

ブルックスさんの懐の深さに乾杯!

怒られるかな、僕・・・)

ただしかし! こんな最高のチノにも

ひとつだけ気になる点が。

それはウディ・アレンがはいていたチノにはあった

コインポケットがない!

というわけで、

私のチノパンを巡る旅は

まだまだ続くのです・・・。

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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