今回は、ピッティ〜ミラノにおいて

トレンド目線ではなく

個人的にほしくなったアイテムや

ブランドをご紹介します

まず、なんといっても外せないのが

今や世界で一番お洒落な

シャツブランドといっても過言ではない

サルヴァトーレ・ピッコロ。

来季は南米キューバをイメージソースに

コレクションを展開。

ちょっとレトロな柄シャツや、

シルクのプリントシャツがたまりません。

日本製のリネンを使ったスーツと合わせて。

このスーツも抜群の仕上がりゆえ、

早速個人オーダーしちゃいました。

それにしてもこのブランド、

どこまで伸びるのか想像もつきません!

続いてはスコットランドの

新鋭ゴム引きコートブランド

ハンコック。

こちらの魅力はちょっと

エキセントリックなセンスにあり。

来季はスカーフブランド

ピエール・ルイ・マーシャ

コラボレートしたこんなポップなコートや

イタリアのトップメゾン

ミッソーニとコラボレートした

コートなど非常にそそられる

逸品ぞろい。

特にミッソーニのニットで

身頃を切り替えされたコートは

素敵な色柄ももちろん

伸縮性のなさや通気性の悪さといった

ゴム引きコートの弱点を補う魅力が満載。

これはほしいなあ。

続きましては私の大好きな

MP di 

Massimo piombo

ちょっと変態な色使いはそのままに

来季はシルク素材を多用。

よりエレガンスな表情を醸しております。

どれもいいですねぇ。。。

そんなマッシモ・ピオンボの

ミラノにあるショールームで

ラポ・エルカンに遭遇!

どうやら僕のことをちょっと

覚えていてくれたみたいで、

いやー驚いた。

なんでもごっそりと

個人オーダーしていったそうです。

で、今回のミラノでは、

そんなラポ・エルカン氏が

ついに自らの

コレクションをスタートしたとの報が。

それもなんと、

グッチとの

コラボレートで!

おお、これは・・・

まさしく・・・

ラポ・エルカン

そのものです。

これはやばい、ほしくてたまらん!

素材はカシミアなど超一級品ばかり。

仕立ては恐らく北イタリアのアソコなのですが、

ラポ所有のカラチェニをなぞった

仕立て、雰囲気は実に個性的。

裏地にはシルクのプリント生地を施すなど、

隅々までラポとグッチの美学が息づいた

コレクションです。

靴やシャツ、バッグなど

早くもフルアイテム展開しております。

ミラノのお洒落エリア、

ブレラ地区にオープンした

新たなメンズショップだけでの展開、

しかもパターンオーダーのみで

販売されるというこのコレクション、

私も日本人一番乗りをめざし

試着してみたのですが、

サイズサンプルは48を超える大きいものばかり。

しかもベーシックなフレスコの

ネイビーブレザーで

EU3,900(オーダー価格)

ということで、残念ながら断念!

もうちょっと

オーダーシステムが整備されて

かつ来冬円高が進んでいたら・・・

その時は再挑戦したいと思います!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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