というわけで今回は毎度恒例、

私が出張時にした買い物のすべてを

つまびらかにしたいと思います。

まずはポートベローの蚤の市で購入した

ブライドルレザー製

ブリーフケース。

かなり横長で、正直言って

非常に使いにくいフォルムなのですが

それがかえって古くささを打ち消して、

さり気なくモードな

雰囲気を醸し出す

ポイントになっています。

それにしてもこのレザーの質感と

コバの仕上げ、素晴らしいですね。

こういった非メゾンブランドの

上質レザーグッズは

イギリス以外の古着屋さんでは

あまり売っていないので、

見つけたら買い!であります。

プライスも150ポンドとお買い得でした。

で、お次はバーリントンアーケードにある

ニット専門店で購入した

ジョン・スメドレーの

ポロニット。

何の変哲もない

日本でも売っているものですが、

最近改めて、

この名品のもつ奥深き

魅力にハマっている次第。

ちなみにモデルは襟先が尖った

『ISIS』限定。

これがジャケットの下に着た時

たまらなく格好いいんです!

同じくバーリントンアーケードの

名店「 BUDD」

でソックスを3足。

これは声を大にして

言いたいのですが、

ハイゲージかつ発色のよい

コットン100%の

リブ編み薄手ソックスって

日本で探すと本当にない!

本当にないんですよ!

日本製のは丈夫なのですが、

色気に欠けるんだよなあ。。

こちらもそんな日常使いの良品、

リネン100%の

純白ハンカチです。

こちらはフィレンツェの下着屋さんで、

1枚10ユーロ程度で売っているもの。

ポケットに挿すためではなく、

純粋に汗を拭くためのものなので

まとめ買いできる価格が

いいんですよね。

タオルとかコットン製の

ハンカチって何度も汗を拭いていると

非常に気持ち悪いのですが、

これは何回拭いても

サラッとしたタッチで快適です。

汗かきのみなさん、

ぜひお試しあれ!

お次はタイ・ユア・タイ

だったフィレンツェのセレクトショップ、

FRASIで購入したサスペンダー。

タイ・ユア・タイに較べると

オーナーをつとめる洒落者、

シモーネ・リーギさんの

センスを前面に押し出した

ショップになっていて、

個人的にはけっこう好きなんです。

以前私のブログでも紹介しましたが、

こちらのパッチン式サスペンダーは彼の

アイコン的アイテム。

そして同店でこんなのも。

一見普通のニットタイに見えますが、

実は大剣の幅が

なんです!

 

(ちなみに普通のニットタイは6㎝程度)
締めるとちょっぴり
スカーフっぽい雰囲気が楽しめます。
これは素敵な掘り出し物ですよ・・・!
 
 

そして最後は靴職人

深谷秀隆さんのアトリエで

ご本人から直接購入した

クラッチバッグ&ウォレット。

彼の革小物は丹念に磨かれた

極厚のコバが最大の魅力なのですが・・・

こちらはブラックとピンク

コンビネーション!

そのド変態配色ゆえ、

一般には全くウケなかったという

曰く付きのシロモノです。

・・・てのが今回の2週間に及ぶ

出張の戦利品です。

例年に較べるとちょっと少ない?

いえいえ、来年に向けて

ちゃんと仕込みは万全なんです。

だって

●リべラーノ&リべラーノの

コットンスーツ

●WD-MANのジャケット×2着

●カルーゾのサファリジャケット

●サルヴァトーレ・ピッコロの

リネンスーツ

このあたりを個人注文してますから!

・・・うわあ・・・

今から胃が

キリキリ痛く

なってきました。

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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