10月1日に発売した

Domani11月号

取材をしていただきました。

「変態」という

女性ファッション業界には存在しない

モテ要素とは無縁のジャンルに属する私に、

女性誌なんて・・・。

しかもリア充女子御用達雑誌ドマーニなんて・・。

ズバリ言って光栄です!

実家に送ります!

というか私でよいのでしょうか?

テーマは

『こんな服を着た女なら

僕たちはきっとFall in love...』

先輩の干場義雅さんや

BEAMSのカリスマバイヤー中村達也さん

といったそうそうたるメンツに混じって、

私も「女子にこれを着てもらいたい!」というアイテムを

紹介させていただいております。

いやー楽しかったです。

皆さんエレガントで

上質なアイテムを紹介しておられますが、

私が今回ぜひとも紹介したかったのは、

アニエスb.の

ボーダーシャツ

なのであります。

・・・そう、ワタクシいまだに

90年代の幻想

引きずっているのです。

90年代

→渋谷系→フリッパーズギター→

小沢健二→オリーブ少女→フランス映画→アニエスb.

→ボーダーシャツ→

という無限ループ。

当時のミューズは緒川たまき、

渡辺満里奈、カヒミ・カリィ、

嶺川貴子・・・・・は、はずい!

こんな女の子たちと一緒に

渋谷のル・シネマで映画観て、

パルコ地下の本屋で雑誌漁って、

まだ原宿にあったオーバカナルでお茶して・・・

そんなランデヴーを夢見たものです。

そんなこんなでいまだに

アニエスのボーダーを着た女子を見ると

胸がキュンとしてしまう、

大人になりきれないオッサンのいっちょあがり!

・・・もう一度聞きます。

僕なんかでよかったのでしょうか?

ちなみに変態方面では、こんな取材?を

していただいております・・・。

現在発売中の

Begin

ピッティウォモにて出会ってしまった、

綿谷画伯の餌食になっております。

本当にこんな格好してたなぁ。

本当にこんなこと思ったなぁ。

画伯、恐るべし・・・。

次号でもバッチリおちょくられているらしいのですが、

それもまた・・・

変態としては光栄なのであります!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
TAGS: