今回のイタリア出張では
撮影等でいつもより忙しかったことに加え
1ユーロ150円
に迫る円安もあって、
あまり個人的なショッピングはできませんでした。
しかしスタイリストさんのお供で訪れた
セレクトショップ、ディエチ・コルソコモにて
こいつに一目惚れ。
使い込むほどにいい味出そうな
タンカラーのカーフと、
横38×縦36㎝という絶妙サイズ。
いかにも男好みのするバッグですが、
ところがどっこい。
フランスブランドの
セリーヌです!
ぱっと見は男っぽいのですが、
やはりパリブランドならではの繊細さを
湛えたデザインも魅力。
ちょっぴりフェミニンな細身のストラップ。
そしてマチ部分はこのように蛇腹状に。
正直言ってあまり荷物は入らず
特段使い勝手がよいという訳でもないのですが
ラフさと洗練のバランスがとれていて、
色んな着こなしに合わせられそうです。
内張りはなく、内部にはポケットが1つあるだけ。
底が平坦ではないので
書類は入れやすいですが、
大きなものを入れるのには向きません。
・・・ともあれ、こういった実用上の
デメリットなどものともせず、
半ば無意識のうちに
クレジットカードを財布から引っ張り出させる
圧倒的な風格は、さすがセリーヌ。
数年前に一世を風靡した『カバ』に続く、
新たなる男の名品バッグと言えるでしょう。
今後ガシガシ使い込んで、
さらに男っぽく育て上げたら、また紹介しますね。
それにしてもこの円安、いつまで続くのでしょうか。
今年6月に控えた
リベラーノ&リベラーノのスーツの納品が
恐ろしくて仕方ありません・・・。