このブログでは幾度かその模様を

リポートしていましたが、

ウディ・アレン風2タックチノを探す

長い旅にも、そろそろ終止符が

打たれるのでしょうか。

ついに決定版に近いものが現れました。

高円寺の古着屋さんで購入したのですが、

ツータック。

深い股上。

中途半端にユルいシルエット。

くたびれた生地の風合い。

made in USA。

コインポケットにフラップが

ついていないことを除けば、

ほぼ私の要求を満たすチノパンが手に入りました。

これにラルフのツイードジャケットなんて

合わせた日には、もうウヒヒです。

ただし傍目には、神保町の古書店街に棲息する

オッサンにしか見えていないでしょう。

まあ実際そうだから、いいか。

それにしても謎なのは、なんともダサいブランド名

RUFF HEWN

ら、ラフ・ヒューン?? 

ネットで調べても、ほとんど情報が出てきません。

昔ラルフのファクトリーをやっていた

ブランドといいますが、

いったいどんなブランドなのでしょう。。。。

情報求む。

さて、ライフワークともいえる

ウディ・アレンコスプレ計画と並行しつつ、

もうひとつ進めているのが

ジョルジオ・アルマーニ

再評価計画。

「お金持ち」のイメージが固定化しすぎて

ある意味では損をしているブランドだと思うのですが、

やっぱり色、素材の風合い、シルエットなど

抜群に魅力的なのです。

そしてトータルコーディネートの

イメージが強いブランドでもありますが、

実はミックスするととても格好いい。

ジョルジオ アルマーニのベストとネクタイに

マーガレット・ハウエルのレギュラーカラーシャツ、

ハバーザックのパンツ、

銀座トラヤのハンチング、

ジャコメッティのグルカサンダル。

映画『アンタッチャブル』なイメージで

全体をアースカラーでまとめて

ちょっとレトロに着こなすと、

嫌みがなくてよいのでは?

てなわけで、

ついに1セット購入!

その足でお直しに持ち込んだ、

銀座のサルトさんにて。

やっぱりトータルだと完璧に調和して

見えるのですが、僕としては

ヴィンテージのグルカパンツなんかと合わせたら

最高なのではないかと。。。

お直しからあがったら、

またご報告いたしますね!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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