かっこよく着こなしたいオールブラックのコーディネートや、ブラックのパンツ、スカート、ワンピースなどを使った着こなしを、一挙にご紹介します。また、ブラックの革靴を取り入れたコーディネートにも注目! 冬のブラックスタイルの参考にしてください。

【目次】

オールブラックコーデ


【1】クルチアーニのブラックニット×ブラック革靴

【1】クルチアーニのブラックニット×ブラックスカート
ニット(クルチアーニ 銀座店)、スカート(マディソンブルー)、カフス(wb)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

素材ミックスで緩急をつけたオールブラックの装いに、ブレスレットのように付けられるファーのカフスをトッピング。手元が華やぐうえ、手首がしっかり温まるのもうれしいポイントです。

【2】サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロのブラックニット×ブラックスカート

【2】サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロのブラックニット×ブラックスカート
ニット・バッグ『モノグラム・サンローラン ミディアム・ノリータ』・スカート・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

しなやかなフォルムが女らしいプリーツのロングスカート。バッグのレザーと同色のロゴもシックな印象にまとめてくれます。どんな装いに合わせても、モードなエレガンスが香り立ちます。

【3】スローンのブラックニット×ブラックスカート

【3】スローンのブラックニット×ブラックスカート
ニット(スローン〈スローン〉)、ブラミンクのスカート・フラテッリジャコメッティの靴(ブラミンク)、ピアス・リング(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(マドリガル 南堀江店〈エバゴス〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

ごくベーシックなリブニットは、細身シルエットゆえレイヤードもしやすく、それでいてアームホールなどの動きやすさもしっかり考慮。黒タートルにAラインの巻きスカートを合わせたシンプルな着こなしは、ひざ下のミモレ丈が今年らしさの鍵になります。おしゃれなジェーン・バーキンのように、冬の着こなしにかごバッグで媚びない華を添える…そんな自由な発想がかっこいい。

【4】ebureのブラックニット×ブラックスカート

【4】ebureのブラックニット×ブラックスカート
ニット(ebure〈ebure〉)、スカート(Theory)、ピアス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

メインの黒タートルは思わず頬ずりしたくなるふっくらとしたカシミヤローゲージニット。包み込まれるようなオーバーシルエットと前後差のある裾が個性的。リラックス感と旬の気分を備えたラウンドフォルムのニットには、ロングプリーツスカートを合わせ、今年らしいボリュームONボリュームシルエットを楽しみましょう。

【5】ルシアン ペラフィネのブラック柄ニット×ブラックスカート

【5】ルシアン ペラフィネのブラック柄ニット×ブラックスカート
ニット(ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店)、靴『VAZZA』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、スカート(ブランドニュース〈デレク ラム〉)、眼鏡(ケリング アイウエアジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、リング・バングル(エドストローム オフィス〈シャルロット シェネ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

風合い豊かなツイード靴を足元に添え、華やぎを演出。オールブラックの装いに美しいコントラストを授けてくれます。

【6】ニナ リッチのブラックジャケット×ブラックスカート

【6】ニナ リッチのブラックジャケット×ブラックスカート
ジャケット・スカート・バッグ『コンパ』・ブラウス(コロネット〈ニナ リッチ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

オールブラックコーデに色を添える赤の『コンパ』は、大きなリングと丸みを帯びたシルエットが、端正さとフレッシュな女らしさを印象づけるショルダーバッグ。フレアの袖をあしらった、ボックスシルエットのエレガンスモダンな黒ジャケットに、アイコンバッグで上品な赤を添えれば、パリモードの最旬エレガンスが香り立ちます。

【7】ミカコナカムラのブラックコート×ブラックパンツ

【7】ミカコナカムラのブラックコート×ブラックパンツ
コート(オールウェイズ〈ミカコナカムラ〉)、ニット(サーキュレーション〈シーズンズ オテルパティキュリエ〉)、パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス(エドストローム オフィス〈シャルロット シェネ〉)、ストール(トラデュイール)、グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

艶めくファー、ウール、カシミヤ…と多彩な表情をもつオールブラックを、ベージュのバッグが盛り上げてくれます。

ブラックパンツコーデ


【1】インコテックスのブラックパンツ×ベージュコート

【1】インコテックスのブラックパンツ×ベージュコート
パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、コート(ロエベ ジャパン)、ブラウス(ストラスブルゴ〈アントネッリ〉)、ストール(三喜商事〈アニオナ〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、靴(ジャンヴィト ロッシジャパン)、バッグ(イーストランド〈マンサー・ガブリエル〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

チョコレートブラウンのシックな艶で、リッチな顔映えがかなうニッティングストールをひと巻き。キャメルのコートが、ブラック&ホワイトのインナーをよりいっそう上品に演出します。

【2】マザーのブラックパンツ×ブラック革靴

【2】マザーのブラックパンツ×ブラック革靴
パンツ(サザビーリーグ〈マザー〉)、カーディガン(イーストランド〈コー〉)、ニット(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、グローブ(真下商事〈デンツ〉)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、靴(リエート〈サントーニ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

かわいらしいニットとブラックのパンツのコーディネート。指回りを細めに仕上げたデンツの手袋をつけると、自分で見てもほれぼれするほど優美な手元を演出できます。

【3】マザーのブラックパンツ×グレージュムートンコート

【3】マザーのブラックパンツ×グレージュムートンコート
パンツ(サザビーリーグ〈マザー〉)、コート(ウィム ガゼット 青山店〈アンノウン〉)、ニット(スローン)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、サングラス(コロネット〈カレン ウォーカー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

ムートンコートと大判ストールの合わせ技と、かっちりブラックパンツでの寒さ対策。大判サイズでも素材がしなやかなのできゅっと巻けるのがうれしいポイントです。

【4】インコテックスのブラックパンツ×グレーコート

【4】インコテックスのブラックパンツ×グレーコート
コート(コロネット〈ムーレー〉)、シャツ(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、ピアス・リング(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、靴(J.M.WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年

初上陸のイタリアのアウターブランド・ムーレーで買ったばかりのインナーダウン付きカシミヤコートを主役に。防寒とリュクスな着こなしが両立する一着で、湖畔の散歩もおしゃれに、快適に過ごせます。

【5】ミカコ ナカムラのブラックパンツ×グレージャケットコート

【5】ミカコ ナカムラのブラックパンツ×グレージャケットコート
パンツ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、シャツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ハイブッリッジインターナショナル〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

大人にふさわしい品格を物語るグレーのジャケットコートを主役に。光沢のある黒パンツを合わせ、タキシードスタイルのような特別感と華やぎを加えましょう。シャイニーなきらめきバッグで女らしさも演出。

ブラックスカートコーデ


【1】ハイアリンのブラックスカート×白ブラウス

【1】ハイアリンのブラックスカート×白ブラウス
スカート(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ブラウス(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフ ローレン〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

ボリュームたっぷりの袖と、カフスのエレガントさで白ブラウスも存在感抜群。きりっとした細身のブラックタイトスカートが素敵です。

【2】Vinceのブラックスカート×ブラックニット

【2】Vinceのブラックスカート×ブラックニット
スカート(Vince 表参道店)、ストール(エルメスジャポン)、ニット(wb)、ピアス・ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、タイツ(ステッラ〈ピエールマントゥー〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

ダークトーンの装いに華やぎをもたらす、タータンチェックのカシミヤ大判ストール。温かな風合いは、ブラックのレザースカートのクールな表情と好対照です。印象の異なる素材を組み合わせることで、メリハリが生まれ、絵になる着こなしに仕上がります。

【3】アクリスのブラックスカート×ブラックジャケット

【3】アクリスのブラックスカート×ブラックジャケット
スカート(アクリスジャパン)、ジャケット(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、ペンダントトップ・チェーン(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

ダークスーツが基本というかしこまった場でも、シルエットや素材感にこだわればおしゃれに着こなせます。かっちりとしたブラックスカートや、パンプスの艶感も、黒に華やぎを与えてくれて、まさにパーフェクトな着こなしに。

【4】フェンディのブラックスカート×ブラック革靴

【4】フェンディのブラックスカート×ブラック革靴
スカート・ワンピース・バッグ『セレリア ミニ ピーカブー』・チャーム・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

定番のブラックタイトスカートは、この冬もはきこなしたい大人のアイテム。アンティークブルーのブラウスに合わせて、くすみニュアンスを含んだ、きれい色配色の着こなしを楽しみましょう。ポンポンチャームで遊び心をトッピングしたのもポイントです。

【5】ブラックスカート×ブラック革靴

【5】ブラックスカート×ブラック革靴
靴『BボーディンモッドORDINMOD』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、コート(サードカルチャー〈ブランカ〉)、ピアス・リング(ブランイリス エストネーション六本木ヒルズ店)、トップス・スカート・タイツ/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

極上のブラックブーツがあれば、寒空の下でも心が高鳴って。控えめなレースアップが、足元のアクセントになり、ラグジュアリーな冬のスカートスタイルに奥行きが生まれます。

【6】Theoryのブラックスカート×カーキグレーニット

【6】Theoryのブラックスカート×カーキグレーニット
スカート(Theory)、ニット(ブラミンク)、ピアス・ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&Mデヴィッドソン 青山店)、靴(エリオポール代官山〈サルトル〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

凛とした知性をにじませてベージュとカーキの中間色のような淡い色味と、カシミヤ混ならではのやわらかさがなんともいえない味わいのあるニットを主役に。最愛のグレージュの延長線で使えるから、抵抗感なく着られること間違いなし。ブラック系のプリーツスカートとダークブラウンのブーツでまとめ、モダンなミラノ配色を堪能しましょう。

【7】ザ ハイアリンのブラックスカート×ブラック革靴

【7】ザ ハイアリンのブラックスカート×ブラック革靴
コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ストール(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ニット(コロネット〈エアロン〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ザ ハイアリン〉)、バッグ(イーストランド〈マンサー・ガブリエル〉)、靴(エストネーション〈チェンバー〉)、ネックレス(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、グローブ(アマン〈アルポ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

ヘアカーフ素材のブラックタイト×グレージュコート。それをつなぎ、エレガントに導くのがモノトーンスカーフです。首周りにふんわりとボリュームをもたせた巻き方で、視線を上に。

ブラックワンピースコーデ


【1】リビアナ・コンティのブラックワンピース×ブラックカーディガン

【1】リビアナ・コンティのブラックワンピース×ブラックカーディガン
ワンピース (アノア〈リビアナ・コンティ〉)、カウチンカーディガン(edit &co.〈edit & co.COWICHAN〉)、チョーカー・ペンダントトップ・バングル・ネックレス(ジョージ ジェンセン ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

ブラックワンピースとナチュラルモダンな図柄とキモノスリーブが新鮮なカウチンカーディガンでつくるモノトーンスタイル。ひんやりと艶めくシルバー×オニキスのモノトーンジュエリーで、スタイリッシュに着こなしましょう。主役は熟練した職人が丁寧に手編みしたローゲージニット。筒幅の広いラグランスリーブのひじ下にだけ柄を入れて、上腕をすっきり見せるよう計算されています。

【2】ウィークエンド マックスマーラのブラックワンピース×ブラック革靴

【2】ウィークエンド マックスマーラのブラックワンピース×ブラック革靴
ワンピース(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、ストール(トラデュイール)、グローブ(キートン銀座店)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーククロス〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

ジャケットコートの襟元に、ボリュームのあるファーストールを巻けば、落ち着き目のブラックワンピースでも、華やかさがキープできます。

【3】ブラックワンピース×ブラック革靴

【3】ブラックワンピース×ブラック革靴
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

甘めのフリルディテールが華やぎ感を高めるヴァレンティノのブラックドレスワンピースで、すっと背筋が伸びるような場面にも映える着こなしを。足元は、大きめビジューがポイントのフラットシューズ、マノロ ブラニクの『ハンギシ』。ミニバッグもマノロ ブラニクを。オーラのある小物を効かせることで、モノトーンがドラマティックに仕上がります。

【4】ブラミンクのブラックワンピース×赤パンプス

【4】ブラミンクのブラックワンピース×赤パンプス
ワンピース(ブラミンク)、ピアス(エストネーション〈ガラ イズ ラブ〉)、バッグ・チェーンストラップ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

シンプルなブラックワンピースのようでいて、ジップ付きのボリューム袖や、キュッと詰まったネックラインなど、おしゃれなディテールがちりばめられた一枚。ウエスト部分を後ろでしばるタイプなので、バランスよく着こなせます。スパイスのきいた赤の小物をトッピングして、艶やかなスタイルに。

【5】ジョルジオ アルマーニのブラックワンピース×ペンダント

【5】ジョルジオ アルマーニのブラックワンピース×ペンダント
ワンピース・バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ペンダント・バングル()・リング(ピアジェ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

わずかに広がるAラインシルエットのブラックワンピースは、おなか周りを自然にカバーしてくれ、高め位置のウエストはスタイルアップ効果抜群です。すとんと落ちるきれいなドレープに合わせて、華奢なY字ペンダントを添えると、縦のラインが強調されます。

【6】マックスマーラのブラックワンピース×ボルドーバッグ

【6】マックスマーラのブラックワンピース×ボルドーバッグ
ワンピース・バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ネックレス・ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

まるでシャツ×スカートを着ているかのように見えるブラックワンピース。上半身の透け感が、極上のフェミニンを香らせます。

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