【目次】

冬の最新ブラックコーデ


【1】黒のサテンジャケットは、ヘアカーフのスカートでモード&フェミニンに

【1】サテンジャケット×ネイビーのヘアカーフスカートでモード&フェミニンに
[Precious1月号 113ページ] 撮影/熊澤 透
ジャケット/参考商品(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、ブラウス¥27,000(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、スカート¥180,000(ストラスブルゴ〈ザ ハイアリン〉)、ピアス¥58,000・リング¥29,000(エム&アソシエイツ〈ロドリゴ ニューヨーク バイ ロドリゴ オタズ〉)、バッグ¥163,000(JIMMY CHOO)

サテン使いのジャケットは、ヘアカーフのスカートでモード&フェミニンに。上衿やポケットに配したサテンが格調高さを表現しています。ミステリアスに艶めくヘアカーフのスカートで華麗に着こなして。

【2】黒のタートルネック×ジャケットの英国テイストも繊細な足首見せで女らしく

【2】黒のタートルネック×ジャケットの英国テイストも繊細な足首見せで女らしく
[Precious11月号 90ページ] 撮影/熊澤 透
パンツ¥63,000(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、ジャケット¥83,000(バイ マレーネ ビルガーGINZA SIX〈バイ マレーネ ビルガー〉)、ニット¥69,000(IZA〈ロッセーラ ヤルディーニ〉)、ピアス¥63,000(TOMORROWLAND〈シャーロット・シェネ〉)、バッグ¥275,000(キートン)、靴¥95,000(セルジオ ロッシ)

黒のニットに、シックな風合いのツイードにダブル裾が特徴的な、英国調パンツを合わせたコーディネート。パンツのワイドな裾幅と8分丈が新鮮です。メンズライクなジャケットも、ベルテッドでウエスト位置を明確にすれば、スタイルアップ効果も狙えます。全体をダークトーンで統一し、縦ラインをつなげることもすっきり見せるコツ。

【3】黒のカシミヤアウター×ファースニーカー×千鳥格子柄パンツで小粋に

【3】カシミアアウター×ファースニーカー×千鳥格子柄パンツで小粋に
[Precious12月号 108ページ] 撮影/生田昌士(まきうらオフィス)
カシミヤアウター¥215,000(edit & co.〈YURI PARK artigiano〉)、ファー付きスニーカー[サントーニ トーキョー限定]¥110,000(リエート〈サントーニ〉)、タートルネックニット¥74,000(クルチアーニ 銀座店)、パンツ¥23,000(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、サングラス¥29,000(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、バッグ¥138,000(J&M デヴィッドソン 青山店)、バングル¥21,000(バーニーズ ニューヨーク〈サヤカ デイヴィス〉)

穏やかな時間が流れる休日の散策。気負いのない立地感と足元からあふれる遊び心が、日々の近況感を緩める、冬の休日コーディネートです。カシミヤアウターの装いに小粋な表情を演出するのは、モードなファースニーカー。全身をコンパクトな洗練シルエットでまとめて、モードな小物を主張して楽しみたい。

おすすめのオールブラックコーデ


【1】モダン柄ブラックブラウス×黒スカート×ベロアコート

【1】モダン柄ブラックブラウス×黒スカート×ベロアコート
[Precious12月号 144ページ] 撮影/水田 学(NOSTY)
ブラウス¥55,000・スカート¥54,000(ブルーベル・ジャパン〈カルヴェン〉)、コート¥461,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ¥100,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈エレナ ギゼリーニ〉)、靴¥102,000(ピエール アルディ 東京)、ピアス¥520,000・リング/指先から¥200,000・¥390,000(TASAKI〈TASAKI〉)

ハイネックや立体的なフォルムなど、旬を凝縮させたブラウスで、フォーマルな着こなしも新鮮な印象に。フローラルモチーフをなぞった白のラインが黒の着こなしを明るく見せてくれます。まろやかな光を放つパールのピアスで、表情をやわらかく見せるのも忘れずに。

【2】ベルベットブラウス×ビジューの刺繍付きタイトスカート

【2】ベルベットブラウス×ビジュー付きタイトスカート
[Precious12月号 145ページ] 撮影/小池紀行(パイルドライバー)
ブラウス¥120,000・スカート¥105,000(IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、ファーストール¥56,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ユナイテッドアローズ〉)、ネックレストップ¥420,000・チェーン¥1,200,000(シャンテクレール 東京店)、バッグ¥82,000・靴¥98,000(JIMMY CHOO)

クチュールライクな艶ありブラウスで、美人オーラを放つコーディネート。クラシカルなベルベット素材は今シーズンの注目株。照明に合わせて艶めくブラウスをまとえば、オールブラックの着こなしでも優美な魅力が引き立ちます。ドットチュールのパンプスやファーなど異なる黒を重ねたり、メタリックな光を放つ小物をちりばめて、重く見せないことがポイント。

【3】ライダーズジャケット×ジャガードスカート

【3】ライダーズジャケット×ジャガードスカート
[Precious1月号 152ページ] 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー)
ライダースジャケット¥180,000(アストラット 青山店〈アストラット〉)、ニット¥35,000・スカート¥130,000(ブラミンク〈ブラミンク〉)、バッグ¥219,000(トッズ・ジャパン)、ネックレス[シルバー×フレッシュウォーターパール]¥177,000・バッグに付けたブローチ 右/[web限定商品]¥39,000・下/¥46,000・左/¥92,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴¥66,000(ストラスブルゴ〈ニナ リッチ〉)

ロング丈のジャガードスカートに黒のライダースを合わせた、カジュアルなコーディネート。ライダース×ジャカードスカートの甘辛ミックスのインパクトに負けないように、仕上げのネックレスアレンジで華やぎをプラス。パールのネックレスの輝きでドレスアップするのが着こなしのポイントです。バッグに付けたブローチ使いもセンスのいいアプローチに。

【4】ハイゲージニット×ベスト×スカーフのメリハリ黒コーデ

【4】ハイゲージニット×ベスト×スカーフの計算されたメリハリ黒コーデ
[Precious11月号 106ページ] 撮影/石倉和夫
タートルニット¥40,000(ストラスブルゴ〈クルチアーニ〉)、ベスト¥69,000(コロネット〈エアロン〉)、スカート¥115,000( アクリスジャパン〈アクリス〉)、スカーフ¥52,000(エルメスジャポン)、ピアス¥25,000・リング¥127,000(ティファニー・ アンド・カンパニー・ジャパン・インク)

計算されたメリハリで地味に陥りがちな黒を、かっこいい黒に刷新! 黒タートルニットは、ジレやジャケットのインナーに着てももたつかない、コンパクトなハイゲージタイプを選んで。難易度の高い黒のワントーンは、素材で変化をつければ黒に奥行きが増して、エレガントであか抜けた印象へと導けます。

【5】起毛素材アニマル柄スカート×レザーブルゾン

【5】起毛素材アニマル柄スカート×レザーブルゾンで
[Precious11月号 102ページ] 撮影/熊澤 透
スカート¥120,000(ストラスブルゴ〈ザ ハイアリン〉)、ブルゾン¥99,000(ウールン商会〈ブルーガール〉)、ニット¥25,000(オルドス ファッションジャパン)、ブレスレット[太]¥37,000・[細]¥33,000(showroom、SESSION〈サヤカ デイヴィス〉)、バッグ¥236,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴¥107,000(ピエール アルディ 東京)

重くなりがちな全身ブラックも、印象的な柄を投入し軽やかさを加えて! 主役のスカートは、起毛感のある素材がアニマル柄をまろやかに演出。シンプルなボックスプリーツだから、応用力も高く着こなしやすいのが特徴です。インパクトのあるスカートの柄を生かすには、レザーブルゾンを合わせてシンプルにまとめて。

【6】ベビーカシミヤのダブルフェイスコート×ワンピース×柄スカーフ

【6】ベビーカシミアのダブルフェイスコート×ワンピース×柄スカーフ
[Precious12月号 277ページ] 撮影/浅井佳代子
コート¥820,000・ワンピース¥392,000・バッグ¥436,000・バッグに付けたファーストラップ¥120,000・ストール¥195,000(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)

希少価値の高いベビーカシミヤのみを使用し、ロロ・ピアーナの実力を遺憾なく発揮したダブルフェイスコートに、ワンピースを合わせた女性らしいコーディネート。コートは細身のラペルに主張しない比翼仕立て、端正なスリットポケット、たっぷりとしたひざ丈で、なめらかな生地やピュアなカシミヤの輝きを堪能するにふさわしい、シンプルなデザインです。

【7】サテン生地ニットワンピース×ボレロ風カーディガンで華やかに

【8】サテン生地ニットワンピース×ボレロ風カーディガンで華やかに
[Precious12月号 285ページ] 撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK)
カーディガン¥78,000・ワンピース¥81,000・ストール¥37,000(アオイ〈ポールカ〉)、ピアス¥53,000(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、ブレスレット¥55,000(エディション・デコ阪急百貨店阪急うめだ本店〈ミリアム・ハスケル〉)、靴¥46,000(アマン〈ペリーコ〉)、タイツ/私物

編み地の変化で立体的なフォルムを生み出したニットワンピースに、ボレロ風カーディガンを重ねて。どちらも、前立てやウエスト部分にサテン生地を配しているため、黒でも華やかな印象です。足先まで隙のないオールブラックが、こんなにもレディーライクになります!

【8】シルクブラウス×パンツで光沢感を放つシックなスタイリング

【10】シルクブラウス×パンツで光沢感を放つシックなスタイリング
[Precious11月号 95ページ] 撮影/熊澤 透
ブラウス¥340,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、パンツ¥150,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ネックレス¥960,000・ブレスレット¥530,000・リング¥620,00(0 TASAK〈I M/GTASAKI〉)、バッグ¥630,000(デルヴォー・ジャパン)、ベルト/私物

ブラウスはボトムスINで、全身をつなげることがすっきり見せる秘訣! 主役のブラウスは、艶やかな光沢感を放つ、ハリのあるシルク素材。たっぷりとしたボリュームのある袖が目を引きます。華やかなシルエットを主役に、全身黒のシックなスタイリング。アクセサリーには、モダンなパールのジュエリーを合わせ、たおやかな女性らしさを加味したい。

大人ブラックコーデの差し色は?


【1】ツイードのセットアップ×白ハイネックブラウスでクリーンな印象に

【1】ツイードのセットアップ×白ハイネックブラウスできちんと感をプラス
[Precious12月号 145ページ] 撮影/小池紀行(パイルドライバー)
ブラウス¥49,000(ブルーベル・ジャパン〈ヴェネッサ シュワード〉)、ジャケット¥210,000・スカート¥145,000(ストラスブルゴ〈プロエンザ スクーラー〉)、ネックレス¥1,210,000(フレッド)、バッグ¥1,233,000(デルヴォー・ジャパン)、靴¥116,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

かしこまった席でも自信をもてる、フェミニンなセットアップ・スタイル。ホワイトのハイネックブラウスは、白シャツにも似た、クリーンな印象が魅力です。ブラウスに合わせたツイードのセットアップは、フォーマルさもありつつ、リボンベルトやアシンメトリーな裾に遊びが光って。コントラストが強いからこそ、ふんわりとしたミンクファーのバッグで優しげなオーラを。

【2】サイドジップブーツ×黒タイト×タートルでカジュアルな抜け感を

【2】サイドジップブーツ×黒タイト×タートルで肩の力の抜けたかっこよさを
[Precious12月号 157ページ] 撮影/小池紀行(パイルドライバー)
コート¥415,000・ニット¥110,000・スカート¥212,500・バッグ¥199,000・靴¥120,000(イヴ・サンローラン〈サンローランバイアンソニー・ヴァカレロ〉)

白のタートルネックに黒のスカートを合わせ、ブーツで辛口に仕上げたコーディネート。カジュアルなローゲージニットとサイドジップブーツの組み合わせが、肩の力の抜けたかっこよさを演出してくれます。このブーツを象徴するのは、斜めに走るシルバーのジップ。それにリンクするように、中央に大きめの引き手が付いたジップタイトを合わせます。ドレープを描きつつ体にフィットする細身のラインをカバーするように、トップスにはローゲージのタートルニットを。カジュアルな抜け感とクールフェミニンな足元が、今っぽい雰囲気を生み出します。

【3】ブラックアウター×赤のパンツでエレガントさを加えて

【4】ブラックアウター×赤のパンツでエレガントさを加えて
[Precious12月号 234ページ] 撮影/佐藤 彩
バッグ【縦20×横26×マチ13㎝】¥226,000(グッチジャパン)、その他/私物

雑誌『Precious』のエディトリアルディレクター喜多容子が、おしゃれ談義を楽しむ友人との気軽なディナーを想定したコーディネート。モダンアートのような表情のバッグを主役に、エレガントな要素は控えめに。赤のパンツで切れのいい遊び心を表現。遠目にも 「ファッション通!」 とわかる存在感のあるスタイルはさすがです。

【4】タートルニットにストールを合わせてポイントに

【7】タートルニット×ストールでコンパクトに
[Precious12月号 280ページ] 撮影/浅井佳代子
ストール¥221,000・コート¥820,000・ニット¥197,000(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)

ロロ・ピアーナのコートとざっくりしたタートルニットに、微妙に異なる4色のブルーが特徴的なストールを巻いたコーディネートです。ストールは、くるくると細くねじったら、タートルニットに沿うように二重巻きにしてさらに前で固定。余った端はバラバラにほぐし遊ばせれば、洗練かつ新鮮なスタイルが完成します。