発売しましたメンズプレシャス冬号!

売れ行き好調! そして掲載アイテムの問い合わせも続出とのことで、

読者の皆様には謹んでお礼申し上げます。

10月売りを製作している頃からずっと欲しくて欲しくて・・・

半年がかりでようやく揃えた

「GUCCI 1921 COLLECTION」。

これさえ身につけてりゃ、

ドトールだって最早ベルエポックのパリ!

・・・・

そんな商品が、今回のメンズプレシャスには満載です。

そして・・・今回特に私の個人的な趣味が反映されたページが

P147〜の「オーダー特集」であります。

「オーダー=一生モノ」という価値観も大好きですが、

 

トレンドをダイレクトに取り入れる楽しみ方もアリなのでは?

もっと気軽に、カジュアルな感覚でオーダーが楽しめないかな?

そんな思いで製作した次第です。

ですからここで紹介している商品はどれも欲しいものばかり! 

お財布と相談しながら、取材でお世話になった

サロンに足を運んでいる次第です。

で、その中のひとつがこのたび完成しましたのでご報告。

P164.「アンブロージ」のスラックスです!

実は以前からメタボリック的な問題を抱えており、

パンツ単品のオーダー自体は実践していたのですが、

ここはちょっと技術的にレベルが違う。

ナポリで100年以上の歴史を誇るパンタロナイオ

(パンツ専業サルト)の手によるものだけあって、

ヒップ周りを上から持ち上げてくれるような、至福のはき心地。

チェック柄の湾曲を見ていただければ、

そのテクニックはおわかり頂けるかと。

そして見逃せないのは、現当主サルヴァトーレ氏のモダンな感覚。

最初から「裾幅18センチでいいか? 

パンツの丈はもっと短くするか?」と訪ねてくるだけあって、

こちらの要望には非常に柔軟に応えてくれます。

しかも私が作ったようなちょっと変な柄も多数用意。

生地選びの楽しみも格別です。

以前のブログでも紹介しましたが、これが

アンブロージチーム!

韓国のエージェントの手によって、

アンブロージはナポリのみならず、アメリカ、韓国、日本で

オーダー会を開催する注目ブランドへと急成長を遂げています。

今後の動向が見逃せませんね!

さて、アンブロージのパンツのオーダー価格は¥105,000〜。

日本ではタイ・ユア・タイ青山(☎03-3498-7891)でオーダー可能です。

意外や3ヶ月で完成するので、気が短い人にもお勧めですよ!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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