前回に続く)

今回のイタリア出張では、なんと言ってもビッグメゾンブランドの

充実ぶりが印象に残りました。

中でもものすごい勢いを感じたのが、ウミット・ベナン。

まるで舞台演劇を彷彿とさせる、味わい深いショーを披露した

ウミット・ベナン初のランウェイショー。

テーラリングとミリタリーの融合、楽しかった!

そしてトラサルディ1911。

ずばりアメリカン70'Sなフレアのスーツを提案!

男臭いくていやらしくて、最高だな〜!

そんなわけで、今回のお買い物ハイライトは

ショーの完成度を反映してか、

トラサルディに決まり!

ミラノのショップに入った瞬間、購入を決断したのがこれです。

そう、ジャンプスーツ!

素材はカーキなれど、上質な生地を使っているので、

あまりミリタリー色は強くありません。

フロントはスナップボタン、肩幅はちょっと大きめで、

襟にはカラーステイが入っています。

写真のようにスカーフなんぞを巻いて

ウエストベルトをぐっと絞って着ると、格好いいのです!

そう、僕の敬愛する加藤和彦さんのように・・・。

うーん、早く着たいなぁ!!

実は以前のブログでもご紹介したように、今私の中では

ジャンプスーツがアツいのです。

今春はアダム・キメルやドルチェ&ガッバーナも提案しているから、

もしかしたら、ちょっとだけ流行っているのかもしれません。

変態の皆様、ぜひ一度お試しを!

他にもミラノでは、

●チャーチのヴィンテージシューズ(シングルモンク)

●ランバンのハット

あたりを購入しました。

所謂ヨーロッパのどクラシックアイテムと、

モードブランドのクラシックアイテムとのミックス・・・。

これが今、気分ですね!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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