30年代の英国貴族や
フランスの芸術家たちのように、
そんなイメージを叶えてくれる
シャツブランドを見つけました。
SHAMS OF TOKYO。
その名のとおり、とても珍しい日本のシャツブランドです。
ラウンドカラー、
しかも襟がペイズリー柄のシルクに切り替えられた、
非常に凝った仕様の1枚です。
普通こうした遊び心のあるシャツって
カジュアルブランドに多く、クロージング的な観点から見ると
素材や仕立ては微妙・・・・なものがほとんどです。
しかし、こちらはドレスシャツとしての
クオリティが非常に高い!
素材はデッドストックのフィンクスコットン。
ナイル川流域で採れる超長綿で、
そのクオリティはシーアイランドコットン並み。
まるでシルクのような光沢を放っています。
そして非常に細かく、丁寧な縫製。
その仕立ては、シャルベやフライといった
有名どころに何らひけをとりません!
さらにカフスの美しいカーブなど
隅々にまでクラシックな美学が行き届いたスタイルは
前述したブランドでは決して見られないもの。
他にもシルク素材のハイネックブラウスや
いかにも30〜40'S的なロングポイントシャツなど、
現代のメンズシャツでは決して見られない
デザインばかりを取り揃えたSHAMS。
ハバ--ザックのフラッグシップショップで
(東京都渋谷区代官山14-5 ☎03-3477-0521)
少々取り扱っているので、ぜひ一度行ってみてください。
しかしこれ、一体どんな人が作ってるのかなぁ?
とても気になって仕方ありません。
でもまぁ、間違いなく酔狂な人だとは思います。
だって辞書で調べると
SHAMS=見かけ倒し/詐欺師
ですからね・・・・。
デザイナーさんに会う機会があったら、
またこのブログでご報告したいと思います!