実は今までクルマに興味がない・・・
いや、意識的にクルマを遠ざけて生きてきました。
それはお金もかかるし、
編集部でクルマ担当になると大変そうだから・・・!!
 

しかし色々あって、ついにクルマを買ってしまいました。

本当はファッション撮影にも使えるような2CVと

いきたかったのですが、私正直軟弱モノでして、

●AT車

●エアコン付き

●予算僅少

●それでもちょっとはお洒落に見せたい

そんな条件で探すと、かなり選択肢は絞られて・・・

結局買ったのはこちら。

ルノー・カングー。

しかも黄色!

フランス郵便局の御用達。

日本でいえばまさにハイエースのような

働くクルマであります。

"日本のパリ"と呼ばれる神楽坂には

なかなか似合うような気がしますが、

実際問題フランス人にはどう思われているのでしょう?

案外と

「アイツ郵便局ノクルマノッテルヨ!」

「マジカ?チョーダセー」

「シカモコイツベレー帽カブッテルシ」

「オゥ・・・ツナギ着テル」

「ウケル笑」

などと言われているかもしれません・・・。

もともと商用車だから、洒落た装飾などは一切ありません。

内装はプラスチックと鉄板むき出しで、超チープ。

しかし私はその飾りっけなさが気に入りました。

前から見ると正直フツーなのですが・・・

観音開きのバックドアがこのクルマの見せ所です。

このカングーのルーツは、

1988〜1990年に発売されたルノーエクスプレス。

この角張った媚びのないフォルムがたまりません。

やっぱりこれと較べちゃうとカングー、

少々媚びがあるというか・・・分が悪いですね。

しかも契約した駐車場に全く同じクルマが!・・・という悲劇も。

意外と周囲とカブッてます。

そんな多少の不満はありつつも、

始まったクルマ生活はやはり快適至極。

ということで、軽やかなフットワークに生まれ変わった

エディター・山下英介を今後とも

なにとぞよろしくお願いいたします!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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