色々とありまして、すっかり1ヶ月ぶりの更新です。

次、何をやろうかな・・・なんて、前回のブログを見てみたら、

「ロンドンの既製服事情を紹介」と書いてあるじゃないですか!

うーん・・・・

ということで、今回は、

私がロンドン〜パリ〜イタリアで

秋に向けて手に入れた戦利品たちを紹介します。

まずはロンドン。

やっぱりここは外せない、

ターンブル&アッサーの

シャツ&タイ。

ニュー&リングウッドの

ボウタイ&サスペンダー。

こちらは名門イートン校の指定用品店として知られていますが、

現在はクレイジーなエキセントリック・

ダンディ御用達用品店でもあります。

この総スカルのドレッシングガウンは、

今回は断念しましたが、次こそぜひ・・・・!

バーリントンアーケードにある「BUDD」という

洋品店のスターリングシルバー製カフリンクス。

英国では、こんな服飾小物を探すのが楽しいですね!

 
 
RRLのグルカチノ。

実はロンドンで活躍している日本人テーラーさんに

「ロンドンで一番かっこいい既製服のお店ってどこ?」と聞いたら

迷わずこの店の名前が挙がってきました。

日本では見られない世界観かつ商品展開で、

ラルフ・ローレンさんのスタイルのルーツが

英国にあることを再確認させられあます。

アメリカブランドといっても一見の価値はあり!

お次はパリ。

ヴァンドーム広場、シャルベのシャツ。

写真ではよくわかりませんが、

この淡いほうのブルーの色が絶妙で、もうたまりません。

ちなみに既製シャツのボディサイズはかなりゆったりめなので、

痩せている人には合わないかもしれません。

そして今回一番の大物、

アルニスのコートです!

グリーンのウィンドーペーンが入ったツイード生地で、

裏地は総シルク、そして何と左右の身頃で色が違うんです!

シルエットは裾に向けて優雅にフレアするビッグサイズで、

その優雅なドレープ感は感動ものです。

そしてターンナップのカフや襟、ポケットのフラップなど、

パーツが全体的に大きめなのも面白いですね!

このコートに関しては、改めて触れねばなりますまい!

で、アルニスといえば憧れの

アトリエタイも必買。

この質感、そして配色。フランスだなぁ〜。

クリニャンクールの蚤の市でも色々買いました。

こちらはエルメスのヴィンテージタイ。

この独特の配色にやられて、最近集めだしています・・・。

ノーブランドですが、こんなかわいらしいスカーフも。

で、シノワズリーのお店ではこんな

チャイナ風ヴェストとトルコ帽を!

私のイメージとしてはこれをジャケットスタイルに合わせて

「40年代、上海の売春窟で阿片に耽溺する退廃的フランス貴族」

なのですが、つい先日、このヴェストを着ていった飲み会では

「青龍刀と中華包丁がよく似合う九龍城の住人」

という評価をいただきました・・・。

そしてイタリア。

ついに届きました!かねてよりオーダーしていた

私の大好きなブランドWD-MANのジャケット2着。

染め、洗い、加工なし、着丈もちょい長めで、清潔感があっていいですね!

これからはこんなジャケットを選びたいものです。

そしてラストは

リヴェラーノ・リヴェラーノのスーツ!

今回は基本の一着がほしいな、ということでネイビーのフレスコです。

涼しくって、気分もシャキッとして、

とても気持ちのいいスーツに仕上がりました。

ということで約2週間にわたってこんな消費活動に勤しんだ結果が

現在のエコノミー・クライシスというわけで・・・。

ATMの前でため息をついている坊主頭、それは私です。

早く秋よ来い!!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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