この春あたりから、周囲の人々を
困惑させている私の着こなし。
「いや、これエプロンなんすよ」
そんなやり取りを何度繰り返したでしょう。
そう、ロングシャツにかわって
ジャケットスタイル+エプロン
という、新たなるレイヤードスタイルに
今、ハマっているのです。
といっても自分で考えついたわけではなく、
実はこのブランドから拝借したアイデアだったのです。
(ちなみに草野さんは現在あのバラクータの
ディレクターとしても活躍中、
すでに欧米でもその名を轟かせています)
展示会で見て即注文。
これに袖を通せる日が
待ち遠しくてたまりませんでした!
さあ、着てみましょう。
これは・・・
今までにない斬新なバランス!
ブッチャーか、
シューメーカーか、
それともギャルソンか。
職人さんが仕事の合間に
ジャケットを羽織ってレストランに行くような・・・。
自分で言うのもなんですが、
そんな粋な風情を漂わせているのでは!?
さらにこれ、実用面でも非常に理にかなっているのです。
長財布やら手帳、クルマのキーなどなど
ガサッと突っ込んでもジャケットのシルエットを乱さず、
手ぶらで歩けちゃいますからね。
数えてみたら
ジャケットに7つ
パンツに4つ
+エプロンに5つ・・・
計16個のポケットつき!
お洒落なだけではなく、
編集者にとっては実に「使える」レイヤードなのです。
そしてスリーピースで着たときの
斬新なバランスに目を奪われがちですが、
じっくりモノ自体を見ていくと、
実にベーシックで、クオリティが高いことに気づかされます。
素材はビスポークスーツによく使われる英国製の高級生地
フォックスのフランネル。
味わい深い杢感がたまらない、個人的にも大好物の生地です。
そして、そんな上質な素材を使い、
ディテールはごくシンプルに、
シルエットは美しく仕立てることで・・・
エプロンがなくても、とても素敵!
これならビジネスだっていけちゃいます。
デザインとしてはアメリカントラッド的なのですが、
そのフィット感やシルエットからは、
意外にもイタリアンクラシックの影響も見受けられます。
さて、そんな
KENNETH FIELDの洋服は
このようなドレス系だけではありません。
オックスフォードシャツやチノ、
スウェット、ニットタイなどなど、カジュアルも大充実。
あいにく今回のスリーピースは完売とのことですが、
どれもシンプルで清潔感ある小粋な服なので、
セレクトショップでぜひチェックしてみてください!
こちら取り扱いショップ。
札幌『ARCH』、丸の内『BEAMS PLUS』、
中目黒『ARMY GYM』、京都『LOFTMAN』、
大阪『SILVER AND GOLD』、神戸『BSHOP』、
島根『CREDO』,
サンフランシスコ『UNION MADE』、
フィレンツェ『WP STORE』、
ロンドン『TRUNK』、
ソウル『SANFRANCISCO MARKET』
『A-LAND』『MSK』
この海外店舗の多さが、
草野さんの海外での知名度を
物語っていると言えましょう・・・。
というわけで、この秋冬はこのエプロンスリーピースで
カングーという、「宅配屋山ちゃん」仕様で頑張る所存。
皆様、なんなりとご用命を!!