半世紀以上も前に海の神秘的なパワーに着目し、ロングセラーを生み出しているドゥ・ラ・メール。美しさへの探求が肌に感動をもたらす、ブランド最高峰コレクション『ジェネサンス ドゥ・ラ・メール™』の魅力をひもときます。
小さな奇跡と、偶然の力、そして執念の研究が組み合わさった時、とてつもない化粧品が出来上がる!
「ノーベル賞の理化学系受賞者の多くが『それは偶然や失敗から生まれた発見』と語るように、歴史的な発見ほど、想定を超える偶然の力が働いている。
『奇跡のクリーム』を引っ提げて、衝撃的なデビューを飾ったドゥ・ラ・メールもまた、物理学者であるマックス・ヒューバー博士が実験中のアクシデントをきっかけに、肌への働きかけに本気で取り組んだのが始まり。
ブランドの命『ミラクル ブロス™(※1)』の核となる海藻との出会いも、偶然にして奇跡的なものであった。
1日50cmも伸びる驚愕の生命力で、漁師の手を守っていたシーケルプに、海辺の散歩中に出会い、ただならぬ力を感じたのが始まりなのだ。
数十年を経て、博士のラボは次なる偉大な発見をする。これも研究中ビーカーの底に残る『ミラクル ブロス™』の結晶に、想像を絶する価値を見出し、その再現に何年もの歳月をかけた。
結晶化によって秘めたる潜在能力が目覚め、さらなるベネフィットを生む事を突き止めたのだ。
ここでも偶然の力が働いたわけだが、そこがゴールではなく始まり、途方もない数の実験が始まる。それはひとえに効果へのこだわり。
最初の『ミラクル ブロス™』開発にも、12年間で6000回の実験を重ねたと言われるが、奇跡的な発見の後、それを肌に効かせる"執念”を必ず掛け合わせるのがドゥ・ラ・メールなのだ。
かくして『クリスタル ミラクルブロス™(※2)』が完成、ドゥ・ラ・メールの最高峰ブランド、『ジェネサンスドゥ・ラ・メール™』誕生となる。
このシリーズは、地中海の浅瀬に自生するポンポンレッドアルゲを主原料にした、ファーメントを配合。
その発酵技術の過程に自然光を使ったのもポイント。浅瀬をたゆたうアルゲの生態を生かす手法は、ジャイアントシーケルプに光と音を使って発酵技術を駆使したことを思い出させる。
『自然界の恵み×サイエンス』の象徴的な組み合わせだ。コスメ界は今まさに発酵ケア・ブームだが、ドゥ・ラ・メールは半世紀以上前に、すでに先進的な発酵技術を難なく駆使していたことになる。
そもそも半世紀以上前に、海洋生物に照準を合わせていたこと自体、重大な発見。今後の美容成分の可能性は、地上の植物の10倍以上の種が存在する海の植物にこそあり、と言われる。
そうした未来を予期していたかのようなドゥ・ラ・メールの進化形、ジェネサンス・シリーズには、そのテクスチャーや浸透力にも圧倒される。
特にローションは、二層式でベルベットのように肌を包み込む。そもそも化粧品は油分と水分が分離するギリギリが、さらに素晴らしい効果をもたらすとも言われるだけに、そのギリギリを狙ったこの二層式、必ず体験するべきだ。
海の無限と発酵の底力、二層の絶妙が一気に押し寄せるはずである」(斎藤 薫さん)
※2 スクロース、アルゲエキスからなる保湿成分
類いまれなる研究と挑戦から生まれたラグジュアリーライン。「時が立ち止まる」奇跡のような感動を肌に!
ブランドの最高峰コレクションである『ジェネサンス ドゥ・ラ・メール』は、ブランドのメイン成分である海洋植物由来の「ミラクル ブロス™」をさらに高みへと昇華させた「クリスタル ミラクル ブロス™」を投入。
海の偉大なパワーを美しさに。心までも満たす極上の使用感
時を越える最高峰のスキンケア体験を予感させ、まるで生まれ変わったような肌印象へと導きます。乾燥でキメが荒れたしぼみ肌、柔軟性を失ったゴワつき肌、弾力が感じられない肌をターゲットにした3品。
まっさらな肌に送り込む『ザ・インフューズドローション』はクリームがたっぷりと溶け込んだオイル イン ウォータータイプ。キメをふっくらと立ち上げ、しなやかなハリをもたらします。
そして「クリスタル ミラクル ブロス™」と「ザ・ジェネサンス ファーメント™(※3)」を感じさせるのが『ザ・セラム エッセンス』。
美容成分をギュッと閉じ込めたような濃密なテクスチャーながら、心地よく肌になじんで、押し上がるようなハリの手応え。
気になる目元、口元、額のケアには、肌をふっくらと整える『ザ・アイ アンド エクスプレッション クリーム』を。塗布後には、ひんやりと心地いい付属のアプリケーターを使って優しくマッサージするようになじませると、心地よい感覚をもたらしてくれます。気になるサインに働きかけ、若々しいハリで満たされることでしょう。
※掲載した商品の価格は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- 齋藤 薫さん 美容ジャーナリスト
- BY :
- 『Precious3月号』小学館、2020年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 安念美和子