ダウン本来の魅力に加え、スマートなラインに品格が宿る
今振り返っても「ムーレー」のダウンジャケットとの出合いは衝撃的だった。初めて見たダウンジャケットの表地は、上品な色のベージュに溶け込んだ、しなやかなカシミア素材。スポーティなアイテムというよりも、クラシックな品格を残したアウターの表情だった。
その直後、そんな「ムーレー」のダウンをはおった紳士をミラノの街角で見かけた。なんともツヤっぽい雰囲気が漂い、ダウンアウターの新しい魅力を周囲に放っていたのである。
「ムーレー」は2006年、イタリア・ヴェローナで誕生。家業で培ったダウンジャケットづくりを、ラグジュアリーなブランドに位置付けるために立ち上げた。保温性に優れた最高レベルのフィルパワーを誇るグースダウンを使い、100%イタリアでの生産を貫くため、着心地のよさ、高い機能性も秀逸。服選びにうるさいイタリアの紳士や、世界のダンディな男たちを魅了し続けている。
新たに注目したいふたつのモデルが『HELSINKI(ヘルシンキ)』と『DAVIDE(ダヴィデ)』。
たっぷりとした着丈の『ヘルシンキ』は、極寒でも耐えうるハイスペックに加え、スーツの上にも似合うスマートなシルエットが驚きだ。一方、『ダヴィデ』は、「ムーレー」の持ち味のひとつ、軽快な着用感が抜群。カジュアルを楽しむ気品ある大人のための一着だ。
紳士が着るべきアウターは、やはり「ムーレー」なのである。
ヘルシンキ|体を包む大きなシルエットでも吸い付くようなフィット感!
こだわりの細部!
ダヴィデ|上品な色合いとともに、軽やかな着用感が絶妙!
こだわりの細部!
問い合わせ先
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- 小池紀行(パイルドライバー)
- WRITING :
- 矢部克已(UFFIZI MEDIA)