ブランドの聖地、ミラノで訪れたふたつのブティックは超個性的!

独自の世界観をもち、男女を問わず多くのファンから愛されている、イタリアを代表するラグジュアリーブランド、ドルチェ&ガッバーナ。その名を知らない人はいないでしょう。

ブランドの本拠地であるミラノでは、圧倒的な規模でドルチェ&ガッバーナの世界が広がっています。ドルチェ&ガッバーナを愛することでも知られる、雑誌『Precious』を代表するスタイリスト・押田比呂美さんが、実際にその様子を確かめに、ブランドの「聖地」ともいえるミラノのブティックを訪問しました!

 

家族を大切にするブランドならでは! ファミリーで楽しめる「ドルチェ&ガッバーナ コルソ・ヴェネツィア店」

レディース、チルドレンが充実したコルソ・ヴェネツィア店は、ファミリーで楽しめる、明るく見渡しやすい店内。

コルソ・ヴェネツィア通りにあるブティックは、レディースのほか子供服も充実。近くにはメンズのブティックもあり、家族で訪れるのにぴったりのお店。単にライフスタイルを提案をしているだけではなく、家族を大切にするイタリアの国民性を感じさせる、温かく、エンターテイメント性に富んだ店舗です。

「子供から大人まで楽しませつつ、ブランド独特の世界観がブレないのは、さすがドルチェ&ガッバーナ! 日本のラグジュアリーなブティックとは異なり、アンティーク家具を多用した什器にはイタリアの歴史を感じます」。時代を経た美しい家具に目がない押田さんは、内装にも心を奪われたそう。

ふたりのデザイナーが描かれたキャンバス製のショッパーのかわいさに、押田さんも思わずにっこり。このショッパーは、世界でもこのブティックだけで使われているもの。

「トップブランドとしての世界観を貫きながら、ここまでエンターテイメント性にあふれたブティックは、世界でもここだけだと思います。毎年柄が変わるキャンバス製のショッパーにしても、訪れる楽しさをよりアップさせてくれますよね」と、押田さんも大満足。

ブティックに並んでバーやレストランも! さながらドルチェ&ガッバーナ通り

洗練された大人の遊び場の雰囲気が漂う、「マルティーニ」の名を冠したバー。

このコルソ・ヴェネツィア店の近くには、バー「ドルチェ&ガッバーナ バー マルティーニ(R)」も。黒で統一された、シックでスタイリッシュなバーは、地元のビジネスマンにも愛されています。

艶やかな黒の柱、しなやかな黒のレザーソファと、ダークトーンながら表情豊かな店内。

そしてレストラン「ドルチェ&ガッバーナ マルティーニ(R)ビストロ」は、クラシカルな邸宅を思わせるインテリア。赤をベースにゴールドを効かせたドラマティックさに、ブランドのもち味がリンクしています。

「ドルチェ&ガッバーナ マルティーニ(R) ビストロ」の豪奢なしつらえ。

ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナ…ふたりのデザイナーが仲間たちと描かれたショッパーからもわかるように、ドルチェ&ガッバーナはラグジュアリーでありながら、家族や仲間を大切に、人を愛し、楽しませることを忘れないブランド。ここコルソ・ヴェネツィア店ではバーやレストランが併設され、大切な人と過ごす時間までドルチェ&ガッバーナがプロデュースしてくれるのです。愛するブランドがもつそんな温かみに触れられたことが、押田さんにとっても大きな収穫だったそうです。

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圧倒的な世界が広がる「ドルチェ&ガッバーナ モンテナポレオーネ店」

「ドルチェ&ガッバーナ コルソ・ヴェネツィア店」から少し歩いたところにある「ドルチェ&ガッバーナ モンテナポレオーネ店」は、いわばブランドのフラッグシップショップ。建築を担当したのは、多くのラグジュアリーブランドのショップデザインを手掛けている、フランス人建築家グエナエル ニコラ率いるデザインスタジオ「キュリオシティ」。

グリーンの大理石とウッドを多用した、クラシカルかつモダンなドルチェ&ガッバーナの世界に圧倒される。

「パワフルなバロック様式と清廉なモダニズム、これらふたつの世界の対話を表しており、さながら現代アートのギャラリーのよう」とグエナエル ニコラが語るように、グリーンの大理石とプライヤーウッドを中心に構成され、個性的ながらも安定感を感じさせます。

贅沢な素材をふんだんに使った店内に、スペシャルなコレクションが並ぶ。

「このブティックは、周囲を石畳の路地と石造りの建築に囲まれていて、歴史を感じさせるロケーション。ドルチェ&ガッバーナはつねに進化を続ける一方、イタリアの伝統に強い誇りをもっているブランドなので、その精神性ともぴったり合っていますね。グリーンの大理石がふんだんに使われていて、天井の高さも圧倒的。ほかでは見られないようなファインジュエリーや時計などもそろっていて、まさにドルチェ&ガッバーナの粋を集めたブティックといっていいと思います」と押田さん。

カラーレザーの見本と、膨大なグラフィックのカードを組み合わせて、自分好みのバッグを。

 ドルチェ&ガッバーナのアイコンバッグ「シシリー」の、メイド トゥ オーダー サービスも発見! さまざまな色がそろうレザーの見本と、膨大なグラフィックのカードを組みあわせ、好きな色の「シシリー」に好きな絵柄がペイントされた、オリジナルのバッグが完成。実はこのサービス、ドルチェ&ガッバーナの銀座店、栄店、御堂筋店でも行っているんだそう(※オーダーから約2か月で納品予定)。

ブティック最上階には、驚くべき最先端の仕掛けが!

最上階の広々とした店内。鏡張りの天井かと思いきや…。
まさかの自動開閉式パネルが!
閉じると完全なプライベート空間に。これは動画で見ていただきたい!

重厚かつクラシカルな雰囲気を漂わせながら、最上階の天井には金属製の3Dパネルが自動で降下するシステムを備え、ブティックを訪れた人を、あっという間にスペシャルな個室に誘う仕掛け! 歴史を大切にしながらも、最先端の洗練されたセンスを失わない、ドルチェ&ガッバーナらしさが全開です。

「モンテナポレオーネ店は、クロコダイル、ファー、ジュエリーやウォッチと、ラグジュアリーなアイテムがそろう最先端のブティック。なのに窓から見えるのは街路樹の緑。とても気持ちがいいんです」と押田さん。一方、コルソ・ヴェネツィア店はファミリーでも楽しめる温もりいっぱいのブティック。

「ターゲットやコンセプトをはっきりと差別化しているのに、それぞれにドルチェ&ガッバーナらしさを感じさせる。そこが素晴らしいところ。イタリアの歴史ある街に佇むふたつの個性的なブティックは、まさに圧巻。来なければわからなかった、ブランドのルーツとブレない世界観に、改めて魅せられました」と、押田さんも感慨深げに語ってくれました。

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今回のミラノ訪問では、ドルチェ&ガッバーナの2018年秋冬コレクションのランウェイも堪能。動画のなかで押田さんが触れていた、ドローンの仕掛けが話題を呼んだショーの様子はこちら!

 

秋冬コレクションで登場したアイテムは、後日、雑誌『Precious』でも特集予定です。どうぞお楽しみに。

この記事の執筆者
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PHOTO :
神谷愛実(TRIVAL)
STYLIST :
押田比呂美
WRITING :
安念美和子
EDIT :
喜多容子(Precious)