フランスを代表する名門シューブランド・ジェイエムウエストン。そこにパリのガリエラ宮モード美術館館長のオリヴィエ・サイヤールがアーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクターとして就任した報を聞いたときは驚愕だった。しかし、就任から1年経ち、そのマリアージュは正解だったと言えるだろう。

アートになったジェイエムウエストン 青山店

美術館のように靴をディスプレイ

ショーケースにアートピースのように靴がディスプレイされる。タイムレスなモデルにぴったりのプレゼンテーションだろう

サイヤールは伊達男御用達のピッティでメンズファッションの展覧会も指揮しているエレガンスを体現した男。世界に先駆け、サイヤールディレクションの新デザインコンセプトでオープンした青山店はまるで彼の出自のように美術館の雰囲気。

来日したオリヴィエ・サイヤール。パリ装飾美術館、ガリエラ宮などで山本耀司、クリスチャン・ラクロワ、アズディン・アライア、ジャンヌ・ランバンなどモード史に名を残すデザイナー展をキュレーションしてきた

ナチュラルな木材、艶やかなレザーにまとめられた空間はなんとも居心地が良い。ポリッシュや簡単なリペアに加え、カスタマイズサービスがいつでもできる。24種類のモデルをレザー110種類、カラー28色から自分好みにオーダーできる。ゆったりとしたラグジュアリーなチェアに座ってぜひともオーダーしたいではないか。

アルチザンを感じるエレガンスな空間

床はWモチーフの寄木細工。明るいブラウンが心地良いインテリアだ

2月19日まではサイヤールのアトリエが店舗地下1階に出現。ジェイエムウエストンのシグニチャー・180トリプルソール、特別なベリー・スペシャル・オーダーモデルを展示・販売する。ぜひ足を運びたし!

問い合わせ先

この記事の執筆者
デザイン誌、ウェブファッションメディアを経てデジタルエディター/マーケターとしてフリーに。ジャン=ポール・ゴルチエとピアノを愛し、日々ゴルチエのヴィンテージとピアノ曲をサーチ。タキシードにスカートが自分にとっての正装。メンズプレシャスのインスタグラムも担当している。
TAGS: