日本が世界に誇る写真家、木村伊兵衛は、生涯ライカを愛用したことで知られている。スナップの名手アンリ・カルティエ・ブレッソンもまた、ライカの愛用者だった。世界になを馳せたカメラマンの傍らにはいつも、ライカがあった。ライカを持てば、あなたも歴史的瞬間を撮れるチャンスがくるかもしれない。

機械類に目がないもので

 スマホのカメラはどんどん性能がよくなっている。日常のメモや記録、スナップ写真には今や欠かせない機能だ。しかし、趣味としての写真となると、やはり専業メーカーののデジタル一眼レフやコンパクトの敵ではない。
 決定的なのはフィルムカメラのフィルム、絵画におけるキャンバスに当たる撮像素子のサイズで、そこが、F1車と軽自動車ぐらいの差があるのである。

 撮影者の腕とヴィジョンがそこまでのレベルでないのなら、それもF1車と同じく宝のナントカではあるが……。まあ、他人様にお見せしないのなら不問としようか。

日本が世界に誇る写真家木村伊兵衛は生涯、ライカを愛用したことで知られている。この写真は数少ない撮影中の木村で、スナップの名手ブレッソンによる一枚。このとき、木村もまたブレッソンを活写している。カメラボディ・レンズ(ライカカメラジャパン)ライカの精神を体現する『M』の最新モデル『ライカM(Typ262)』は、あえて動画記録などの機能を捨て去ることでカメラとしての純度を高めた究極のマシン。カメラボディ¥790,000・レンズ¥260,000(ライカカメラ ジャパン)

ライカのカメラがなぜ、男たちを虜にしているのかがお分かりだろうか? あなたも偉大なカメラマンたちと同様に、名機をその手にしてみてはいかがだろうか。

※価格は2016年春号掲載時の情報です。

この記事の執筆者
TEXT :
林 信朗 服飾評論家
BY :
MEN'S Precious2016年春号『東京ジェントルマン50の極意』より / 2017.9.27 更新
『MEN'S CLUB』『Gentry』『DORSO』など、数々のファッション誌の編集長を歴任し、フリーの服飾評論家に。ダンディズムを地で行くセンスと、博覧強記ぶりは業界でも随一。
クレジット :
イラスト/緒方 環 撮影/熊澤 透(人物)、川田有二(人物)、篠原宏明(取材)、戸田嘉昭・唐澤光也・小池紀行(パイルドライバー/静物)、小林考至(静物) スタイリスト/櫻井賢之、大西陽一(RESPECT)、村上忠正、武内雅英(code)、石川英治(tablerockstudio)、齊藤知宏 ヘア&メーク/MASAYUKI(the VOICE)、YOBOON(coccina) モデル/Yaron、Trayko、Alban レイアウト/澤田 翔(H.D.O.) 文/林 信朗 構成/矢部克已(UFFIZI MEDIA)、鷲尾顕司、高橋 大(atelier vie)、菅原幸裕、堀 けいこ、櫻井 香、山下英介(本誌) 撮影協力/銀座もとじ、マルキシ