フランスの食文化を雲の上で楽しむことができるのがエールフランス航空の魅力のひとつ。「料理の質が高い」「アペリティフがいただける食事の時間に大満足」「パンもおいしい」といった評判は広く知られている。長距離便に乗る人にとっては、シャンパンやワインをはじめとする酒類の充実ぶりもうれしい。加えて、エールフランス航空では、空の旅をもっと楽しく忘れられない体験になるよう、さまざまなプロモーションも行ってきた。そのひとつがオリジナル・カクテルでのもてなしだ。 

 これまでで最もインパクトがあったのが、2015年3月1日の日曜日、成田-パリ間の275便、ファーストクラス及びビジネスクラスでのサプライズ・サービス。パリの名門ホテル、リッツ パリのチーフ・バーテンダー、コリン・フィールド氏が登場し、オリジナルのカクテルを振る舞ったのだ。それは、まさに“雲の上のリッツ・バー”。乗り合わせたパッセンジャーたちは、驚きとともに舞い上がるような幸せな時間を過ごしたという。

パリのホテル「ランカスター パリ」のチーフバーテンダーがレシピを創作

ランカスター パリの女性チーフバーテンダー。エールフランス航空ビジネスラウンジバー、ル・バルコンにて。
ランカスター パリの女性チーフバーテンダー。エールフランス航空ビジネスラウンジバー、ル・バルコンにて。

 そんな雲の上での幸せな時間を楽しむサービスがエールフランス航空に再び登場。それは、ビジネスクラスで、パリの五つ星老舗ホテル、ランカスター パリとのコラボレーションによるオリジナルのカクテルの提供だ。

 エールフランス航空では、これまでも、オートクチュールのようにオリジナル・カクテルを発表してきたが、ここに紹介するのが2019春夏の新作。ランカスター パリの女性チーフバーテンダーが、フランス南部で育った自身の子供時代の思い出からひらめいてつくり出したというカクテルだ。

仕上げにエールフランスの代名詞といえるシャンパンを加えた華やかなカクテル
仕上げにエールフランスの代名詞といえるシャンパンを加えた華やかなカクテル

 サクランボとライムの香りに、マリーブリザールのローズマリーリキュール、白桃の果汁をミックス。これに甘くウッディな風味のフランス領マルティニーク産のラム酒、サン・ジェームスを加え、仕上げにはエールフランスの代名詞ともいえるシャンパンを注ぐ。シャンパンの泡立ちと選び抜かれた素材の組み合わせが、洗練された味わいと美しい色合いを醸し出す。

 このカクテルは、エールフランス航空の全ての長距離線ビジネスクラスで、食前酒のサービス時に提供。シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2EのホールL にあるエールフランス航空のビジネスクラスラウンジでは18:00から22:30まで、ホテル ランカスター半角空けパリの「パリの気分」や「今月の都市」といった創作カクテルを提供している。

 フランス流の旅の美学が秘められたその特別なカクテルを、旅のひとときに楽しみたい。

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エールフランス航空のパリ ノートルダム大聖堂修復作業支援のお知らせ

エールフランスの全社員とエールフランス-KLMグループ全社員は、フランスの歴史を象徴する世界的に有名なパリのノートルダム大聖堂で起こった深刻な火災に衝撃を受け、心から悲しんでいます。この災害にあたり、エールフランス-KLM代表取締役会長のベンジャミン・スミスは、エールフランス-KLM社長のアンヌ-マリー・クーデルとエールフランス航空代表取締役社長のアンヌ・リガリと協議の上、「エールフランス航空はノートルダム大聖堂 の修復作業に公式に参加する全てのスタッフの渡航に無料協力する」との声明を発表しました。 また、エールフランス-KLMグループは、近々、顧客が自主的に修復作業の資金に寄付ができるようなオンラインシステムを稼動させると発表しました。

※4月17日発表されたエールフランス航空の公式リリースより。
この記事の執筆者
音楽情報誌や新聞の記事・編集を手がけるプロダクションを経てフリーに。アウトドア雑誌、週刊誌、婦人雑誌、ライフスタイル誌などの記者・インタビュアー・ライター、単行本の編集サポートなどにたずさわる。近年ではレストラン取材やエンターテイメントの情報発信の記事なども担当し、ジャンルを問わないマルチなライターを実践する。
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