ファションのジェンダーレス化が普及していくなかで、その影響が顕著なのがレザーアイテムだ。洋服と比べると自由度も高く、財布やカバンなど比較的使いやすいレディースアイテムを、コーディネートのワンポイントに取り入れてるのが見受けられる。おしゃれの意識が高い男性だからこそ、欲しいと感じるアイテムがレザーアイテムには多く存在するのだ。

そんな中、特に注目すべきなのがフェンディだ。以前紹介した「モン トレゾール」に続き、同ブランドの中でも伝説的なアイコンバックとして女性から圧倒的な支持を得ていた「バゲット」が、先シーズン、レディースで待望の復活を果たし、2019年秋冬にはメンズコレクション「バゲット フォー メン」として登場したのだ。

アイコニックなディテールはそのままに、より現代的に進化を遂げた。近い将来に男のアイコンになること間違いないアイテムだ。

メゾンを代表するセレリアレザーが高級感をもたらす!

ビジネスシーンでも使える大容量のマキシサイズ

【W42×H22×D8cm】鞄¥431,000(フェンディ ジャパン)
【W42×H22×D8cm】鞄¥431,000(フェンディ ジャパン)

シックなブラックはONのシチュエーションでも大活躍。柔らかなセレリアレザーとフラップに施されたシルバーのFFロゴは、高級感だけでなく大人らしい洗練された印象を与えてくれる。ハンドル部分に加えストラップが付属、背部にウエストベルトを配備することで、ハンドバッグ・ボディバッグ・ショルダーバッグの3ウェイで使用可能。さらにウエストのベルトが不要な場合、背部のウエストベルトはそのまましまうことが可能だ。TPOに応じて使い分けが可能なコンテンポラリーさが魅力的なバッグだ。

オフに使うならレギュラーサイズがオススメ

【W28×H18×D7cm】鞄¥304,000(フェンディ ジャパン)
【W28×H18×D7cm】鞄¥304,000(フェンディ ジャパン)

マキシサイズをそのまま小さくしたようなデザインの「バゲット」は、ハンドル部分を排し、ショルダーバッグ・ボディバッグとして使用可能。休日など、コンパクトな荷物で出かけるにはうってつけのサイズ感だ。メンズでは珍しいメタリックカラーもお洒落心をくすぐるポイント。ウエストベルトは同じく収納可能。

フェンディが得意とする二面性を巧みに表現

フラップを開けると内装にはビビットなカラーリングが。
フラップを開けると内装にはビビットなカラーリングが。

くたっとしながらも上品があり、やわらかなセレリアレザーの外観から一変、中を開けると目を奪う鮮やかなカラーリングとスムースレザーがお目見え。こんな意外性があるのもバッグならではの楽しみである。

今回紹介した新作コレクション「バゲット フォー メン」をはじめ、「ピーカブー」などの人気アイテムを伊勢丹新宿店メンズ館1階のポップアップイベント(2019年7月3日〜16日まで)にて先行発売。7月11日(木)(15:00〜19:00)には、FUROSHIKIスペシャリストを特別に迎え、フェンディのテキスタイルやFUROSHIKIの使用方法を提案するデモンストレーションを実施するそうだ。

期間限定のポップアップイベントでは新作コレクションのほかに、ポップアップイベント限定アイテムやウェアなどラインナップし、どこよりも早くフェンディの新作を手に入れることができる。

※価格は全て税抜きです。

フェンディ ポップアップ

  • 住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店メンズ館1F
  • 期間:2019年7月3日(水)〜16日(火)まで
    時間:10:00〜20:00

問い合わせ先

関連記事

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
PHOTO :
島本一男
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊