いまどきのイイ男は「イケメン」と称されるが、昭和の昔は「二枚目」と呼んでいた。その言葉がもっとも似合っていたのが、フランスの大スター、アラン・ドロンだ。日本でも絶大な人気を誇っていた1970年代、彼はダーバンのCMに出演していた。フランス語で何やらつぶやいていたのだが、「ダーバン、現代を支える男のエレガンス」という意味だったらしい。
ダーバンは日本を代表する衣料品メーカー、レナウンの紳士服ブランドとして1970年にスタート。誕生以来、現代的なスタイリングと卓越した技術に裏打ちされた高い品質で、多くのビジネスパーソンの支持を獲得してきた。1996年には、日本特有の高温多湿な気候に合わせた、日本毛織と「超涼服」の共同開発に着手。表地だけでなく、芯地や裏地まで涼しく型崩れしにくくかつソフトであり、ハリがあり、軽さを実現した「新・アジア服『モンスーン』」は、その機能性が高く評価されている。半世紀にわたってビジネスパーソンのニーズに応えてきた、由緒正しいブランドなのである。
そんなダーバンが、2020年にブランド誕生50周年を迎えるにあたり、俳優の吉田鋼太郎と藤原竜也を広告キャラクターとして起用したことで話題になっている。そのお披露目会見を取材したメンズプレシャスの編集スタッフS(50代)は、吉田氏のダンディな着こなしに感心しきり。一方、同行した若手スタッフA(30代)は、世代の近い藤原氏を支持。それも、「藤原竜也のスーツ姿、決まってましたね。彼になら抱かれてもいいとさえ思いました」と、ご本人の耳に入ったらドン引きされること間違いなしの思いを吐露した。ちなみにAは男だ。
吉田鋼太郎と藤原竜也がダーバンスーツをオーダー!
広告キャラクターの就任お披露目会見に登壇した、吉田鋼太郎と藤原達也は、バラエティやドラマで共演するいっぽう、プライベートでも親交が深く家族ぐるみでの付き合いがあるそうだ。数々の作品で共演を重ね、リアルな先輩後輩という関係が、ダーバンが掲げるテーマ「継承」ともマッチし、今回のイメージキャラクターの起用へと繋がった。
終始和やかなムードで行われたダーバンのイメージキャラクター就任式。途中、吉田氏が「スーツ似合わないよね」と発言する場面もあり、来場者の笑いを誘った。
それぞれダーバンの印象について吉田氏は、「少年時代に放映されていたダーバンのCMは今でも印象に残っている。アラン・ドロンのスーツ姿は、ずっと憧れでした。今回そのダーバンのスーツを着用させていただいていることが信じられない。」と。
一方、藤原氏は「ずっと最前線を走っているブランドというイメージでした。幅広い世代に魅力を伝えていきたいと」と、力強い言葉で続ける。
また、スーツを着た印象について、吉田氏は「体にフィットしているけど、窮屈には感じない。少し気になる体型もカバーできているのでいい」とのこと。どんなに節制しても腹が出てくる40代以上の紳士にとって、うれしいポイントである。
藤原氏は「自然と締まる感じがします。着心地もすごくいい」とのこと。その言葉がお世辞でないことは、写真をご覧になっていただければわかると思う。
演者としてさまざまな衣装を着こなしているふたりであるが、今回オーダーしたダーバンのスーツを着て芝居を観にいきたいと話し、仕立てたスーツの完成度にとても満足しているようだった。役者なのだからかっこよくて当然、と思うかもしれないが、現場を取材したスタッフ2名は口を揃えて、「スーツが体に馴染んでいるし、すごくエレガントに見えた」と断言。しかも、うち1名は前述のようなドン引きコメントを残す始末だ。同性の心まで惹きつけるダーバンのエレガンスを、貴方もビジネスシーンに導入してはいかがだろう。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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