シンプルで飽きのこない、タイムレスなデザインと、圧倒的なレザーのクオリティの高さを誇るHERMÈS(エルメス)のバッグ。
今回は、そのラインアップのなかでも、デイリーに長く使うことができる2点をご紹介します。
シンプルななかに風格が宿る、エルメスのデイリーバッグ
ご紹介するのは、シルク素材の「シルキィ・シティ」に初めて登場したレザーバージョンと、エルメスが主催する馬術大会の名前を冠した「ソー・エルメス」。
どちらも、驚くほどソフトでしなやかなレザーと無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴。極上の「大人のデイリーバッグ」といえる2点です。
■1:シルク素材の人気バッグに、待望のレザーバージョンが登場!
2008年に登場したシルク素材の「シルキィ・シティ」。シルクスカーフの柄を使用したスクエア形のバッグで、容量があり、肩掛けもできて便利と実用面でも人気のバッグです。
今季は、この「シルキィ・シティ」に初めての一枚革のレザーバージョンがお目見え。使いやすさやデザイン性と機能性を備えたディテールはそのままに、より耐久性を高めた、経年変化が楽しめるバッグが登場しました。
素材はひときわソフトなカーフのグレインレザー、トリヨン・クレマンス。使うほどにやわらかさと風合いが増します。開口部がぱっと開くのを防ぐクロシェットには、エルメスのロゴ入り。主張しすぎない控えめなスタンプに気品が漂います。
シンプルな「シルキィ・シティ」は、機能性のあるディテールがデザインに昇華されている点が特徴。クロシェット同様、レザーハンドルの留め具も然り。レザーをお花のように見立てた、職人技と遊び心が感じられるデザインです。
レザーで補強した底面の四隅も、機能性がデザインへと昇華したディテール。傷みやすい部分を補強するとともに、丸いカッティングと白のステッチがシンプルなバッグにひねりを加えます。無駄のない、かといって素っ気なさのないデザインにこそ、タイムレスな魅力が宿ります。
調節可能な長めのストラップもポイント。優しく身体に寄り添い、両手が空くバッグは使用感も機能性も抜群。ちょっとしたお出かけはもちろん、レジャーや旅のサブバッグにもおすすめです。
■2:ミニマルなデザインに、機能性を凝縮した2WAYバッグ
次にご紹介するバッグも、両手が空く便利なショルダータイプ。エルメスが主催する馬術大会の名前を冠した「ソー・エルメス」です。素材はカーフのバレニア・フォーブル。経年とともに、色がより濃くなり、味わいが増すレザーです。
インディゴ・ブルーと鮮やかなオレンジ・ポピーのバイカラーが目を引くトップのバーは、乗馬の障害物から着想を得たデザイン。プリントではなく、それぞれの色のレザーでバーを巻いたもの。エルメスならではの精緻な手仕事が感じられるディテールです。
一見シンプルなようで、使うほどに機能性が実感できる充実の作りも特筆です。しっかりマチがあり必要なものがコンパクトに収納できるうえ、大きめのサイズで何かと便利なフロントポケットとフラットポケットつき。スマートフォンもらくらく出し入れすることができます。
フラップを後ろ側に倒すことができる2wayタイプなのもポイント。さっとものを取り出したいときはこちら、中身を見せたくないときはフラップつきと、気分やシーンによって使い分けることができます。また、バンドリエール(ストラップ)は5段階に長さを調節可能。クロスボディバッグとしても楽しめます。
仕様メモ
・フロントポケット1
・インナーフラットポケット1
名作バッグを数多く展開するエルメスから、シンプルなデザインにレザーのクオリティと実用性の高さが際立つ2点をご紹介しました。
これぞ、合わせやすく使いやすさも抜群な「大人のデイリーバッグ」。どちらも、使うほどに深みを増す風合いを楽しみながら長く活用できる逸品です。
※掲載した商品はすべて税抜です。
問い合わせ先
- エルメスジャポン TEL:03-3569-3300
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 大槻誠一
- WRITING :
- 門前直子
- EDIT :
- 石原あや乃