ファッションジャーナリスト・藤岡篤子さんが、現在開催されている2020年SSのコレクション会場で見つけた、おしゃれなファッショニスタを現地からレポートしている本企画。本日は、ロンドン4日目の様子をお届けします。

ロンドン・コレクション4日目、本日もロンドンは夏日です!

ciao、藤岡篤子です。今日は午前のショーの後、急いで地下鉄移動です。テームズ川にほど近いSouth Bank(サウス・バンク)から、ウォータールー駅(Waterloo station)へ。

駅へ向かう途中に、物凄い人だかりを発見。なにやら良い匂いが舞い込んできました。ロイヤル・フェスティバル・ホール(Royal Festival Hall)の側で、お祭りのように屋台が立ち並び、大勢のロンドンっ子が昼ごはんの真っ最中です。

炎天下の下で食事を楽しむローカルピープル
炎天下の下で食事を楽しむローカルピープル

日中は煙るほど日差しが強く、テーブルも少ないのに、凄い盛況ぶりです。

多民族国家を反映した幅広いラインナップの屋台
多民族国家を反映した幅広いラインナップの屋台

イタリアのピザからピアディナ、カンノーロ、パエリアまで、さすがに多民族国家を反映して、さまざまな屋台が。美味しそうでした! 次は立ち寄りたいなぁ〜。

SIMONE ROCHA(シモーネ ロシャ)のコレクションを求めて、北上!

人気急上昇のブランド「SIMONE ROCHA(シモーネ ロシャ)」のコレクション会場は、ロンドン市内から1時間ほどかかる、山の手にありました。その名も「Alexandra Palace(アレクサンドラ・パレス)」という歴史的建造物で、今は映画の撮影やさまざまなイベントに使われているようです。

交通の便が悪く、市営バスで行ったら、乗客のほとんどが、シモーネのコレクションへ向かう人。だけど地元の人も行ったことがないというので、集団行動で向かいました。

「Alexandra Palace(アレクサンドラ・パレス)」の外観
「Alexandra Palace(アレクサンドラ・パレス)」の外観
歴史ある建築がムードを醸し出す
歴史ある建築がムードを醸し出す

敷地の広い事! 中で迷いそうです。

「Alexandra Palace(アレクサンドラ・パレス)」の内観
「Alexandra Palace(アレクサンドラ・パレス)」の内観
世界中から集まった関係者が集結
世界中から集まった関係者が集結

内装はまさに劇場で、私たちはバルコニー席に。

SIMONE ROCHA(シモーネ ロシャ)のコレクションの様子
SIMONE ROCHA(シモーネ ロシャ)のコレクションの様子

会場を見下ろす感じになるので、服を寄りで見られないのが残念です。

来ている方はさすがにおしゃれで、シモーネのコレクションラインを来ている人が多かったのですが、なかでもドレスが圧倒的に多く感じました。

ロンドン女性はドレス好き!?

ドレスをデイリーに取り込むロンドン女性たち
ドレスをデイリーに取り込むロンドン女性たち

ロンドンの女性はドレス好き。街で見かける女性もドレス姿が多く、得に今年はエスニックなドレスをスニーカーで着こなしたり、エレガントに着こなしたりと、リゾートやカジュアルではない、大人の着こなしが目につきました。

本日のおしゃれさんは…?

シモーネのコレクション会場でも、コレクションラインではないドレスを選び、さりげなくシモーネの香りを漂わせながら大人のエレガンスを見せてくれた、こんな素敵な女性がいました。

デザインされたドレスを自在に操るファッショニスタをキャッチ!
デザインされたドレスを自在に操るファッショニスタをキャッチ!

たっぷりしたバックケープ付きのドレスに、存在感のあるブロンズのロングブーツを合わせ、フェミニンになり過ぎないようにバランスをとっています。

オーストリッチのついたバッグもファンタジックな雰囲気で、丁寧にコーディネートされたように感じさせるポイントに。派手ではないけれど、繊細に気配りされた着こなしは、上等な気配を漂わせ、着る人をとても知的に見せてくれます。


以上、藤岡篤子さんが現在開催中の2020年SS ロンドンコレクション会場で見つけた、おしゃれなファッショニスタをリアルタイムでご紹介する企画、DAY4をお届けしました。次回はミラノからお届けします!

なお、藤岡篤子さんのインスタグラム(@fiorinatokyo)でも2020年SSコレクションの様子が投稿されていますので、そちらもチェックしてくださいね!

ロンドンコレクション速報記事

この記事の執筆者
1987年、国際羊毛事務局婦人服ディレクターとしてジャパンウールコレクションをプロデュース。退任後パリ、ミラノ、ロンドン、マドリードなど世界のコレクションを取材開始。朝日、毎日、日経など新聞でコレクション情報を掲載。女性誌にもソーシャライツやブランドストーリーなどを連載。2000年より情報用語辞典『イミダス』でファッション分野を執筆。毎シーズン2回開催するコレクショントレンドセミナーは、日本最大の来場者数を誇る。好きなもの:ワンピースドレス、タイトスカート、映画『男と女』のアナーク・エーメ、映画『ワイルドバンチ』のウォーレン・オーツ、村上春樹、須賀敦子、山田詠美、トム・フォード、沢木耕太郎の映画評論、アーネスト・ヘミングウエイの『エデンの園』、フランソワーズ ・サガン、キース・リチャーズ、ミウッチャ・プラダ、シャンパン、ワインは“ジンファンデル”、福島屋、自転車、海沿いの家、犬、パリ、ロンドンのウェイトローズ(スーパー)
WRITING :
藤岡篤子
EDIT :
石原あや乃