日頃、スーツやジャケットなどを着ているとやはり休日は解放されたいもの。とはいってもTPOに応じては、それなりの格好をしなければいけないのが大人の事情ってやつだ。そんなときに一枚持っておくと便利なオフジャケット。ジャケットの形はしていても、その着心地は柔らかくストレスを感じさせない。そんな1着を持っておくと非常に便利である。
オフの日に着たいジャケット2選
カーディガン感覚で羽織れるアンドレア フェンツィのニットジャケット
ウール素材のミラノリブニットジャケットは、その軽さと温かさが初秋に着るにはうってつけのアイテムだ。ニットゆえに伸縮性もあり、リラックスした着こなしが可能なため、ジャケットのようにボタンを閉めても、カーディガンのように気流してもさまになる。今季一押しのブラックならば、デニムやイージーパンツ、ウールのスラックスなどどんなパンツとも相性が良く、その汎用性の高さはピカイチだ。
野暮ったさを払拭したチルコロ 1901のコーデュロイジャケット
畝が控えめなチルコロ 1901のコーデュロイジャケットは、ジャージーな着心地と、オフホワイトのニュートラルカラーがソフトな印象だ。アンコン仕立ての軽やかな着用感はコーデュロイの野暮ったさと重さを巧みに払拭し、洗練された都会的な印象を与える。
白を基調としたコーディネートが上品なオフのジャケットスタイル
オフの日に堅苦しいアイテムや素材は不要だ。とはいえ、清潔感を身に纏わせるなら、イージーな着心地でも綺麗に見えるジャケットをベースに、柔らかでクリーンなニット、足元にはソフトなスエードスリッポンなど随所に柔和な印象のあるアイテムを入れて全体のバランスをとること。トーンをまとめることで散漫にならず、落ち着きのある大人らしい印象を与えるのはいうまでもないだろう。
以上、ビームスでおすすめのオフジャケットを2着紹介した。ご覧いただいた通り、そのジャケットには堅苦しさがない。そこにはジャケットの顔でもあるラペルや美しいシルエットが存在するからだ。オフだからといって「ジャケットを着ない」のではなく、「オフだから着るジャケット」を持っておくことをおすすめする。
※価格はすべて税抜きです。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊