昭和、平成と駆け抜け、ついに令和も迎えた大人世代。若かったころと違い、肌や髪は衰えが見えつつも、習慣化されたスキンケアやメイク、ヘアケアからシフトできていない人が続出中。
そこで、美容のプロが肌の変化に合わせて、どうケアを変えてきたのかを徹底取材しました。
今回は、まだまだ紹介しきれなかった美容のプロが「始める」「やめる」「続ける」ことをご紹介いたします。
美容のプロが「始める」「やめる」「続ける」こと、まだまだありました!
■始める美容1:「髪のうねり対策、スタートしています!」(ビューティ エディター 入江信子さん)
「40代半ばを過ぎたころから、ストレートだった髪のうねりが強くなってきて、悩んでいました。ブローをしても決まりづらいし、時間がかかる。また、雨が降ったり、湿気がある日はボワッとして、顔までぼんやり、だらしなく見えてしまいます。
それを解消するケアをずっと探していたら、やっと納得のできるアイテムが見つけられたんです。格段にブローが楽に!」
■始める美容2:「良質コットンを使い始めました」(Precious ビューティ ディレクター 五十嵐亨子さん)
「某スキンケアブランドでの取材で、肌がいちばん美しいといわれる美容部員さんに『肌に優しく触れるように行う100回のローションパッティングは、1回のシートマスクに匹敵する』という話を聞きました。
肌が敏感なので刺激になるのではと思ったのですが、コットンが上質であれば肌当たりはとてもやわらか。これを始めて、敏感な肌が強くなりました」
■始める美容3:「アイメイクは美容オイルでオフ、始めています」(ビューティ エディター 荒川千佳子さん)
「ポイントメイクアップリムーバーを使うと、まつげが抜けやすく、小ジワができやすい気がして、美容オイルを使うようになりました。
オイルでマスカラとアイライナーをゆるませてから、クレンジングクリームをなじませるのですが、この組み合わせを始めてから、小ジワができにくくなったんです。目の周りがくすんでいるのがお悩みの方にもイチオシです」
■続ける美容1:「パール入り下地はもう15年以上、使い続けています!」(ヘア&メイクアップアーティスト 尾花ケイコさん)
「パールの粒が大きいとシワや毛穴などが悪目立ちしたり、不自然な艶が出て、かえってメイク感が出てしまうことも。また、潤いの艶だけだと、大人の肌は今一歩。なので、私はオレンジやピンクの微細なパール入りの下地をずっと愛用中。
若いときのような肌のハリ感が演出でき、頬のたるみ毛穴が目立たなくなるうえ、自然にくすみをカモフラージュしてくれるので、大人肌にオススメ」
■続ける美容2:「ローションの2本使い、継続中です!」(ビューティ エディター 柳田美由紀さん)
「クレンジングは基本、拭き取り。そのすぐ後に『キールズ』の化粧水をコットンで滑らせて清潔にして肌を整えるように。その後に、とろみのある『スリー』を手でていねいに重ねづけをしています。
化粧水は清浄したり、整えたり、保湿したりと、商品によって役割が違うので、用途に合わせて使い分け、日々変わる肌状態によっても組み合わせを変えています」
■やめる美容1:「朝の洗顔をやめました!」(トータルビューティアドバイザー 鈴木ハル子さん)
「前夜、きちんと洗顔をして、スキンケアをすませていても、寝ている間に汗をかいたり、塗ったクリームが酸化していたりといった汚れが気になり、朝、洗顔料を使用していた時期もあったのですが、それでは肌が乾燥するばかり。
なので、ぬるま湯で流すだけに。それでも汚れは十分落ちていると確信できたので、洗顔料はやめました。おかげで肌の乾燥は少しよくなったと実感しています」
■やめる美容2:「アイメイクを盛るのをやめました!」(ビューティ エディター 木更容子さん)
「ある日、友人からの指摘で、自分が老化を隠すための厚化粧であることに気づいて…。老けてきた顔に厚化粧はイタイと感じ、そこからどんどん化粧を薄くするように。
眉だけはしっかりと描きますが、単色アイシャドウにマスカラ、アイラインくらいで仕上げています。最初は不安でしたが、今となっては、年齢を重ねるほど、化粧は薄くていいと思うように」
■やめる美容3:「肌が動くほどのハンドマッサージ、やめました」(ビューティ エディター 近藤須雅子さん)
「エステでプロのマッサージを体験すればするほど、セルフマッサージは乱暴すぎると実感し、やめました。毎回、ていねいにできればいいのですが、余裕がなく…。
その代わりに、週2回ほど、全顔~デコルテまで美顔器を使用。即効で肌の弾力感が高まり、ハリが全然違います! 永続することで、たるみの進行をかなり防ぐことができると思っています」
■やめる美容4:「洗顔後、タオルで拭くのをやめました」(Precious ビューティ ディレクター)
「当時売れに売れていた佐伯チズ先生の本に書いてあって。タオルは洗って清潔にしているつもりでも、洗剤などが残っていて肌によいとはいえず、先生は、顔はタオルでは拭かない、ティッシュで拭くと。
それから私も、洗顔後はティッシュでポンポンと軽く水分をとるように実践中。タオルってなぜかこすってしまいがち。タオルをずっと使っていたら、赤みやシミが今より気になっていたかも」
※掲載した商品はすべて税抜です。
問い合わせ先
- 花王 TEL:0120-165-692
- シスレージャパン TEL:03-5771-6217
- HACCI TEL:0120-1912-83
- コスメデコルテ TEL:0120-763-325
- THREE TEL:0120-898-003
- キールズ TEL:03-6911-8562
- クレ・ド・ポー・ボーテお客さま窓口 TEL:0120-86-1982
- ビューテリジェンス TEL:0120-17-1108
- PHOTO :
- 宗髙聡子
- EDIT&WRITING :
- 長田和歌子、佐藤友貴絵(Precious)