フィギュアスケートの2019/2020「ISUグランプリシリーズ」第3戦、フランス大会が開催。女性シングルで表彰台の1位、2位を占めたのはロシア勢。今回がデビュー戦となった16歳のアリョーナ・コストルナヤ選手が初優勝を飾り、アリーナ・ザギトワ選手がそれに続く形となりました。
ザギトワ選手は2018年に、資生堂が世界85の国と地域で展開している「SHISEIDO」のグローバルアンバサダーに就任。今回の試合は、プログラムの楽曲と衣装のイメージに合わせたメイクのパターン2種を、資生堂ヘアメイクアップアーティストと共同で考案したそうです。演技に彩りを添える、オリジナルメイクはどのように生まれたのでしょうか?
ザギトワ選手が今シーズン、実際に使っているコスメをご紹介!
■ショートプログラムは、レッドリップを挿し色に
今シーズンのショートプログラム『Me Voy』では、「情熱的な愛から旅立つ、凛とした女性」をイメージしたメイクに。マットで鮮やかなレッドリップにフォーカスし、ショートプログラムの衣装であるブラックドレスを引き立てました。スパニッシュなイメージが彼女の新たな魅力を引き出していますね。
また、目元は、シックなアッシュブラウンのアイカラーでクールさをプラスし、芯の強さを表現。ザギトワ選手は「クールで凛として成熟した女性像を表現すると同時に、華やかさを演出しているところ」がお気に入りだそう。
\こちらも使用/
■フリースケーティングのメイクは、エキゾチックなクレオパトラがテーマ
そしてフリースケーティングには『The Feeling Begins』『Lawrence d'Arabie (ouverture)』『Ramses』の3曲を採用。メイクアップテーマは「クレオパトラ」で、ディープグリーンのアイカラーで大胆に仕上げたアイメイクがポイント。
さらに、目元にゴールドの輝きを重ね、強さの中に華やかさを演出しています。目の周りに装飾したラインストーンも、ザギトワ選手の美貌をいっそう引き立てています。手首には蛇のモチーフをまとうなど、ミステリアスな雰囲気の衣装も魅力的!
\こちらを使用/
美肌を活かすメイクのコツは「質感ミックス」!?
この2つのメイクパターンを手がけた資生堂メイクアップアーティスト、伊藤礼子さんは「シーズン前にザギトワ選手とお話した際、彼女自身が楽曲の主人公のイメージを非常に大切にし、演技だけでなく衣装やメイクアップなど細部へもこだわりがあることを強く感じました」とコメント。
両プログラム共に、ザギトワ選手の美しい肌を生かすため「肌は軽やかなセミマットに、目元は輝きのアクセントで質感をミックス」させているのがポイントだそう。
メイキング動画では裏側も公開中!
「SHISEIDO」のメイキング動画では、このメイクアップの過程や写真撮影の裏側も公開中。氷の上では凛々しい演技を見せるザギトワ選手も、オフアイスではあどけなさの残る、柔らかな表情が印象的です。
*
ザギトワ選手の次のエントリーは、2019年11月22日(金)より北海道で開催されるNHK杯。「今年も昨年を上回る活躍ができるよう頑張りますので、振り付けや技術だけでなく、衣装やメイクアップにも注目して応援していただけたら嬉しいです」と語る彼女に、今後も注目したいですね!
Precious.jpでは、今後もザギトワ選手をはじめ、強く美しく戦うフィギュアスケーターたちを応援すべく、さまざまな情報を発信してまいります。どうぞ、ご期待ください!
※商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- SHISEIDO TEL:0120-81-4710
関連記事
- シリーズ初戦から見せつけた「羽生結弦」の強さとプライド|冬の氷上ドラマはここから始まる!
- チームラボが語る、高橋大輔主演『氷艶 hyoen 2019 -月光かりの如く-』の裏側
- 「その美は、強さの証」氷上の最強戦士・羽生結弦の作りかた【インタビュー動画付き】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- Fuyuko Tsuji