歌い終わり、ステージから降りた大平さんが「これ、なんですか!? すごい!」と驚嘆する。その視線の先にあるのは小料理屋で出されるような、美しく盛り付けられた前菜だ。

日本料理の板前だった店長による料理は垂涎

奥から時計回りに、あじの南蛮漬け、かつおのたたき、はまぐりのチーズ焼き、シーチキンの和え物
奥から時計回りに、あじの南蛮漬け、かつおのたたき、はまぐりのチーズ焼き、シーチキンの和え物

日本料理の板前だった店長が手掛ける料理は、素材本来の味わいを生かしながらも、かつおのたたきに胡椒を効かせるなど、アルコールにも合うように調理されている。

「どれも本当においしいです」と感激する大平さんを見て、女性キャストにも人気が高いというカルパッチョを注文する。

『真鯛のカルパッチョ』¥1,000
『真鯛のカルパッチョ』¥1,000

鮮魚は時季によって変わるが、この日は真鯛。アルコールと歌を楽しむばかりだと信じ込んでいた店で、新鮮な魚が食べられるのは意外以外のなにものでもない。

大平さんがカルパッチョを取り分けてくれた
大平さんがカルパッチョを取り分けてくれた

「しっかり食べられるし、味もおいしい。何軒もはしごしなくても、ここだけで満足できますね」と、カルパッチョを取り分けながら話してくれた。

愛猫家にはたまらない、看板猫オセロの存在

もうひとつ、大平さんの心をがっしり掴んだものがあった。ここには、18歳になる看板猫のオセロがいる。

人間に換算すると90歳前後になるオセロ。毛並みはつやつやで老猫には見えない
人間に換算すると90歳前後になるオセロ。毛並みはつやつやで老猫には見えない

旅行に出かける友人の愛猫を預かるほど猫好きの彼女は、オセロを抱えてさらに目尻が下がる。猫が苦手な客が来店していない限り、店にいるためオセロはとても人懐っこい。しかしキャストによく話を聞くと、オセロが気に入らない人にはそばに寄らないそうだ。大平さんの気持ちがオセロに伝わったのか、穏やかな表情で腕の中に収まっていた。

「2時間があっという間でした!」と大平さん
「2時間があっという間でした!」と大平さん

気づくと2時間が経っていた。最後に店の感想を聞く。

「こういったお店って年齢が高い人が行くイメージがありました。でも料理はおいしくて、盛り付けもきれいで自分のインスタに載せたいくらい。このお店にいると、ぐっと開襟できるというか、なんとも思っていない男性に、この店に連れて行かれたら好きになるかも(笑)。行きつけにスナックがある男性の好感度がぐっと上がりました!」

一人でも二人でもグループでも、それぞれの楽しみ方ができるのが『パブ&ナイト イーグル』の魅力だ。もっと近づきたい美女をこの店へ誘って、距離を縮めてはどうだろうか。

【パブ&ナイト イーグル】

パブ&ナイト イーグル

問い合わせ先

  • パブ&ナイト イーグル TEL:03-3918-0589​
  • 住所/東京都豊島区北大塚2-15-5
    営業時間/18:00~24:00
    定休日/無休
    メニュー/2時間制男性¥5,000、女性¥4,000、60分延長ごとに¥1,500、カラオケ1曲¥200
この記事の執筆者
フリーランスのライター・エディターとして10年以上に渡って女性誌を中心に活躍。MEN'S Preciousでは女性ならではの視点で現代紳士に必要なライフスタイルや、アイテムを提案する。
PHOTO :
小倉雄一郎