インドシナのノスタルジックな雰囲気が香る、ハウス オブ ロータス(HOUSE OF LOTUS)2020年春夏コレクションは?

女優の桐島かれんさんがクリエイティブディレクターを務める「ハウス オブ ロータス」。先日行われた、2020年春夏のコレクションの展示会の模様をお伝えします。来期はどんなテーマで展開するのか、どのようなアイテムがそろうのかについて、伺いました。

テーマは「インドシナ」

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展示会場の様子。

ハウス オブ ロータス、2020年春夏のコレクションのテーマは「インドシナ」。

青山店で開催された展示会では、ベトナムの都市ホーチミンがサイゴンと呼ばれていた頃の、ノスタルジックな雰囲気を彷彿とさせるスタイルが展開されていました。

インスピレーションは映画『愛人(ラマン)』、『青いパパイヤの香り』から。

桐島さんが何度も訪れているというベトナムの光景と、映画『愛人(ラマン)』や『青いパパイヤの香り』の映像美から、このコレクションのインスピレーションを得たそうです。

■1:ベトナムの古典柄を、繊細な刺繍で施したシルクシャツやリネンパンツがお目見え

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エンブロイダリーシャツ¥49,000、リネンオックスパンツ¥26,000

ベトナムよりも気温の上がる日本の夏。この涼しげな色味と素材をまとい、知的で上品な夏時間を過ごすのにぴったりの装いです。

■2:リゾート地で軽やかにまとう、リネンのスリットワンピース

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左から/ピンタックワンピース¥62,000、リネンオックスワンピース¥29,000、シャドースモールチェックチャイナジャケット ¥48,000、ゴタパティパンツ¥20,000

中央のワンピースにご注目。『愛人(ラマン)』で、主人公の女優ジェーン・マーチが着ていたようなリネンのワンピースから着想を得たそうです。遠い異国のリゾートで、この服を着て、少女の頃に戻って思い切りはしゃぐ…そんなバカンス時間の過ごし方はいかが?

■3:ベトナムの民族服「アオザイ」をイメージしたワンピース

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シャドーフラワープリントワンピース¥38,000

ハウス オブ ロータスで人気のチャイナカラーのワンピース。このシーズンは、ベトナムにちなんだコロニアルプリントものが登場予定。アンダーパンツと一緒にコーディネートします。

■4:重ね着をしているようなシアー感のあるチェックワンピース

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シアーチェックワンピース¥38,000、コットンシルクリネンニットカーディガン¥23,000

きれい目のアイテムもラインナップ。こちらも■3と同じ、アンダーパンツとレイヤードが楽しめるワンピース。淡いピンクが大判のチェックで取り入れられ、華やかな印象です。ジャカード織りのシャリ感のある素材に加え、スリットが入って涼やか。

ちょっとしたお出かけはもちろん、カジュアルなパーティーにも、夏の船旅にも、幅広いシーンで使えそうなアイテムです。

■5:青が鮮やか!シノワボトルが描かれたチャイナドレス 

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シノワボトルプリントワンピース¥68,000

インドシナ時代のコロニアルテイストの邸宅にあるような、飾り壺をモチーフにしたプリントが施されています。

桐島かれんさんの私物も展示

展示会場には、桐島さんが現地で実際に購入された小物が展示されていました。雑貨の買い付けなどで、ベトナムにはよく行かれているそうです。


さて、以下は桐島さんが、今シーズンのテーマ「インドシナ」のインスピレーションについて綴った文章の一部です。

悠久のメコン川。路地や史上の喧騒。
フランス植民地時代のコロニアル建築。
スコール後の濃密な植物の息吹。
虫の音と蛙の声に満ちた熱帯の夜。
部屋に漂うお香や蓮茶の甘い香り。
にぎやかな屋外から一歩建物の中に入って感じる
静寂と甘美な時間ーー。

筆者はベトナムに行ったことはありませんが、この文章を読むと、目の前にありありとベトナムのイメージが浮かびました。

幾度となくベトナムに足を運ばれている桐島さんでないと生み出せない、クリエイティビティあふれる当コレクション。

心躍る夏は、今回ご紹介したような軽やかなアイテムをまとって、清楚で気品あふれるオーラととともに、涼やかなに過ごしたいものです。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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