私がモロー・パリで注文したのは、「今の気分で使えるブラックのバッグ」だった。本誌でも特集したように、近年加速度的に注目度を高める、フレンチファッション。中でも挑戦したいのは、カジュアルに着こなすモノトーンスタイルだ。
「モロー・プリント」が輝く洒脱なコンビネーションカラー
しかしちまたのブラックのバッグといえば、ビジネス仕様のものばかり。その点モロー・パリならば、シックだが決して堅苦しくない、理想的なバッグができるのでは?と考えたのだ。
別注モデルのベースはこれ!
パリの本店でクリエイティブ・ディレクターのフェドール・ジョージ・サヴチェンコ氏に相談したところ、即座に定番モデル『ヴィコント・ジュニア』をアレンジしたブリーフケースの制作が決定。暫しの製作期間を経て完成したのが、写真のモデルである。
上質なブラックカーフの上でまるでゴールドのように輝く、「モロー・プリント」を見てほしい。圧倒的なラグジュアリー感を備えながらもカジュアルに使える、未だかつてないブリーフケースが誕生したのである。(文・山下英介/本誌クリエイティブディレクター)
モロー・パリを活かすコーディネート
※価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年冬号より
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