「王道」と「革新」ヘルノが追求するクラシックアウター８選

男の装いの伝統を慈しみながらも、単なる懐古趣味にとどまることなく、イタリア伝統のクラフツマンシップとモダンな感性を駆使して現在進行形のクラシックを提唱し続けるヘルノ。ここでは、そんな孤高の姿勢で圧倒的な支持を集めるこのブランドが極めた「境地」をお届けする。

どんな装いにもフィットするヘルノのクラシックアウター８選

■１：やわらかなツイードでラグジュアリー感を演出したラグランスリーブコート

コート￥123,000（ヘルノ•ジャパン） パンツ￥29,000（アマン〈ベルウィッチ〉） ニット￥23,000（ビームス 六本木ヒルズ〈ビームスF〉） スカーフ￥22,000（ビームス 六本木ヒルズ〈アネー〉） 撮影／長山一樹（S-14／人物）スタイリスト／櫻井賢之

ツイード調ながらもソフトに起毛させた、ナイーブかつラグジュアリーな風合いの生地を使ったラグランスリーブコート。肩を落としたビッグシルエットを取り入れるなど、モダンなアプローチが光る一着だ。インナーはブラックで統一して、コートの持つ魅力的な素材感を際立たせよう。

■２：モダンとクラシックを一着のなかで融合させたフーデッドコート

コート￥205,000（ヘルノ・ジャパン） ニット￥240,000（トレメッツォ〈フェデッリ〉） パンツ￥28,000（カヴァレリア〈エムエムエックス〉） その他／私物　撮影／長山一樹（S-14／人物）スタイリスト／櫻井賢之

ヘルノの先進性の象徴である「ラミナー」コレクションが、今季はさらにアップデート。「ラミナー」特有のモダンなハリ感と、クラシックな千鳥格子のウールカシミア製ツイードとを融合させた、今までにない表情の撥水アウターが完成したのだ。止水ジップなどのモダンなディテールも光る存在感抜群の一着は、ぜひシンプルな装いで臨みたい。

■３：シックな色味を備えた幅広く使える２WAY コート

￥188,000（ヘルノ・ジャパン）撮影／小池紀行・池田 敦（パイルドライバー／静物）

ウールとポリエステルを混紡した、モダンなツイード風生地を使ったコート。「ラミナー」ならではの撥水・防風性能に加え、取り外し可能なフードや中綿入りナイロンキルティングのライナーも備えた、洒脱で使える一着だ。スーツはもちろん、モードっぽい着こなしにも似合いそう。

■４：極上の天然素材を使い温もり感を添えた「ラミナー」

￥185,000（ヘルノ・ジャパン）撮影／小池紀行・池田 敦（パイルドライバー／静物）

デザインは左のコートと同じだが、こちらはウールカシミア素材を採用。ブラウンにネイビーのチェックを効かせた配色も実に洒脱で、ジーンズやカシミアニットなど温もり感ある素材との相性が抜群。

■５：ジャケットに合わせたい知的ラグジュアリーダウン

￥124,000（ヘルノ・ジャパン）撮影／小池紀行・池田 敦（パイルドライバー／静物）

ゴアテックス素材ながら落ち着いたブラウンカラーによって、シックな表情をまとったダウンコート。フードはラバー製のパーツによって取り外しが可能。ジャケットスタイルにこそ合わせたい一着だ。

■６：グリーンのツイードを使ったミリタリー調コート

￥158,000（ヘルノ・ジャパン）撮影／小池紀行・池田 敦（パイルドライバー／静物）

美しい発色と、ふわっとした手触りが心地よい、グリーンのヘリンボーンツイードを使ったフーデッドコート。デザインこそミリタリー調だが、生地の上質感ゆえか、その雰囲気は実にラグジュアリーだ。ゆとりのあるシルエットは、無造作にはおるような着こなしがおすすめ。

■７：生地やディテールで差がつくグレンチェックコート

￥258,000（ヘルノ・ジャパン）撮影／小池紀行・池田 敦（パイルドライバー／静物）

今季注目のグレンチェックだが、ヘルノのそれはネップ感の強いウールアルパカを採用したブークレツイード。チンストラップやスリーブタブなど、凝ったディテールでも差がつく一着。

■８：カーディガン感覚でツイードをはおる

￥130,000（ヘルノ・ジャパン）撮影／小池紀行・池田 敦（パイルドライバー／静物）

重厚なイメージのあるツイードのコートだが、こちらはセーターのように軽やかなヘリンボーンウールを一枚仕立てにしたもの。ほどよいビッグシルエットと相まって、気軽にはおれる一着だ。

※価格はすべて税抜です。